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ミャンマーの軍事クーデタ反対デモに約1000名が結集

3月27日、ミャンマーの軍事クーデタに反対するデモが、同国の「国軍記念日」に合わせて、東京で実施されました。在日ミャンマー人を中心に約千人が結集し、日本人の支援者も多く参加。デモ行進は国連大学前を出発し、青山・渋谷を周回しました。

デモ隊は、ミャンマー語と日本語で、「日本政府は軍事クーデタを認めないで」などのシュプレヒコールをあげ、拘束が続くアウン・サン・スー・チー氏らの解放を要求。さらに、独裁への抵抗を示す3本指を立てて、「国軍に圧力を」と訴えました。また、ミャンマー国軍を支える、ロシアや中国を批判するプラカードもありました。

他方、地元メディア「ミャンマー・ナウ」によると、ヤンゴンやマンダレーにおいて、軍の発砲などで抗議デモ参加者91名が死亡。これは、1日の犠牲者としては最悪の規模。国軍は首都ネピドーで式典を開き、ミン・アウン・フライン最高司令官が演説で、昨年11月の総選挙の「不正」を口実に、国軍の全権掌握を正当化。ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」によると、2月1日のクーデタ以降、26日時点で328名が死亡。

しかし、3月27日の「国軍記念日」とは、日本軍占領下で結成された抗日組織が1945年に武装蜂起した日です。この間、国民に対して残虐な弾圧を加えてきたクーデタグループに、「国軍」を名乗る資格はありません。この日デモは、彼ら意図に対抗し、民衆のクーデタ反対の意思を、改めて叩きつけました。なお、日本語シュプレヒコールは、以下の通りです。

日本政府はミャンマーの軍事クーデタを認めるな! / 日本政府と国際社会は国連とともにR2Pを実施しろ! / 拘束されたアウンサンスーチー氏とすべての関係者を釈放するようミャンマー国軍へ圧力を! / 日本政府は2020年総選挙の結果に基づいて作ったCRPHを国際社会と共に認めろ! / 2021年民主化運動は勝利するぞ!

【参加報告】佐藤和之(佼成学園教職員組合)


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