経団連は責任を果たせ！「労働者の厳しい実態」訴える〜3.26東京総行動

＊外国人労働者問題を訴える全統一労組

　3月26日東京総行動(全労協)が取り組まれた。8:45総務省前でスタート集会が行われ、17:30のJAL本社前まで、13か所の省庁と企業を回る総行動。12：10経団連前に200人が結集して、経営者団体の総本山・経団連に要請行動が始まった。（宮川敏一）

◆主催者挨拶　平賀雄次郎 けんり春闘代表

　経団連の大元で責任ある場所で、労働者の置かれている厳しい実態を訴えたい。4割が非正規、先進国で実質賃金引き上げがないのが日本です。このような事態を作り出しているのが日本の経営者たちです。非正規との均等待遇と最賃の引き上げ勝ち取る。原発廃止を強く訴えます。

◆連帯挨拶

・藤本泰也 平和フォーラム共同代表
　明日（3.27）は1000万人アクションが日比谷野音で行われる。福島第1原発事故から10年の節目、何として原発ゼロを成し遂げたい。東海原発の勝訴、一方で伊方原発の不当判決がある。私たちは手を緩められない。

・全港湾 ますや事務局次長
　小名浜支部としていわき市で福島原発事故から10年を総括して集会を開いた。福島の海と空と大地を原発で汚したくない。原発の即時廃止を強く訴えた。

・脱原発プロジェクト 藤村妙子さん
　経団連会館にある電気事業会は直ちに原発ゼロを進めることを訴えます。今や原発は無用な産物になっています。国民の命を守り、クリーンな環境を守るために再稼働反対の声を上げましょう！

・韓国サンケン労組を支援する会
　不当解雇を続けるサンケン電気に強く抗議して、解雇撤回を求めています。労働組合潰しが狙いです。多国籍企業の無法な労働契約あり、経団連の指導は重要です。

・JAL争議団
　私たちは不当解雇から10年が経ちました。あらゆる闘いで不当解雇撤回を求めてきましたが会社は全く誠意を見せずきました。諦めず頑張ります。

・全統一労組
　2月28日付けで一歩的に解雇されたフイリッピンの女性たち。渋谷で清掃作業に携わる女性を不当な搾取と解雇をした。その裏で経団連の存在がある。歪んだ外国人労働者の雇用を進めている。外国人労働者を使い捨てにする雇用政策は直ちにヤメロ！

◆閉会挨拶　渡辺洋全労協議長
　春闘の最中、労働者は頑張っています。最賃の大幅引き上げ、格差是正を全力で頑張りましょう！

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