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こんな時に「Jアラート」か!? 8月5日午前11時・東京
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こんな時に「Jアラート」か!? 8月5日午前11時・東京

動画(54秒)
8月5日午前11時、東京都品川区では、Jアラートの発信テストが区の防災無線をを通じて実施された。発信された文句は、「これは、Jアラートのテストです」が3回。その後「こちらは品川区役所です」という内容。
↓町会掲示板に貼られた「Jアラート」の予定


今回のテストは、今年計画された3回のうちの1回。それも今回のテストは、当初予定されていた「5月20日」のものが緊急事態宣言で中止になったことによる代替である。しかし、今もコロナの状況は「宣言下」と全く変わっていない。こんな状況でもJアラートテストは、決行された。

実際そのテストを聞いてみた。非常に聞きづらい。何をしゃべっているのか、わからなかった。実際に、区民もこの試験放送を聞き入っていた人は、ほとんどいなかった。
Jアラートの管轄である品川区の防災課に問い合わせてみた。
私:文句が聞き取れなかったが、この放送はどんな意味があるのですか?
防災課:区が発信しているというより、国が作成したものを発信しているということですので、聞き取りにくいとか改善してほしいというご意見はあるのですが、国がやっていることなのでなかなか難しいです。
防災課:国の方から、無事に皆様に伝えられるかどうかの試験なので、そこはクリアしたと思います。
国は、一体何を「無事に」区民に伝えたいのであろうか?国の意向をそのまま伝えようという区職員の答えを聞いていて、末恐ろしいと感じた。(湯本雅典)


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