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文化、演劇はコロナであきらめられない

青年劇場代表・福島明夫さんに聴く

動画(18分30秒)
福島さんは切り出した。「2月26日、安倍首相が大規模イベントの自粛を言い出したことから動き出しました」福島さんは、自身が代表を務める青年劇場だけでなく、文化活動全般で大変な事態が進行していることを話した。まさに文化破壊の危機である。
↓福島明夫さん

以下は、福島さんから紹介された資料からの抜粋である。
・日本オーケストラ連盟:200公演以上のコンサートが中止あるいは延期に追い込まれている。金額にして約8億円の被害が出ている。この状態が続けば近い時期に10億円を超えてくることが予想される。(3月14日)
・一般財団法人クラシック音楽事業協会:中止または延期した公演による被害額は、24億円を超えると推定される。(3月16日)
・公益財団法人日本演劇興行協会:中止期間が2月26日〜3月10日に加え5日間伸びたことにより中止公演回数が151ステージから236ステージと85ステージの増加。想定損失は、21億から32億8千万と11億8千万増加している。3月10日、政府はさらに10日間の延長要請を打ち出したが、このままでは経営上の限界を越える。(3月12日)
・公益財団法人日本児童青少年演劇協会、日本児童・青少年演劇劇団協同組合:公演中止378件、延期111件、縮小して開催11件、損害額・中止84,002千円、延期22,016千円、縮小して開催1,100千円(3月11日)
・公益社団法人落語芸術協会:中止公演2月69公演、3月597公演、4月154公演、被害総額7000万円以上(3月15日)

福島さんは言う、「一番大事なことは(無数の文化、芸術団体から政府に救済要請が出されているのに)国が、いっこうに動かいないことです」。(湯本雅典 取材・4月2日)

*声明
公益法人日本芸能実演家団体協議会
公益社団法人日本児童青少年演劇協会
協同組合日本俳優連合


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