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組合つぶしの「廃業」を撤回しろ!〜恥知らず企業「サンケン」に怒りのデモ


*デモ隊は本社前で声を上げた

動画(7分)

 「一度ならずと三度も解雇する企業がこの世のどこにあるのですか? サンケン電気は本当に恥知らずの企業です!」。キムウニョンさんの透き通った声が、ネットを通じて集会場に響き渡った。韓国サンケンは「廃業」を決定し、来年1月20日に全員解雇を通告している。狙いは組合つぶしである。

 そんな緊急事態を前にして、12月20日昼「サンケン電気は韓国サンケンの解散を撤回しろ!デモ」が取り組まれた。会場は埼玉県新座市の三軒屋公園で、公園は赤・黄・青などたくさんの組合旗が林立し、約250人の労働者・市民で埋まった。東京清掃労組・全統一労組・全国一般なんぶなど沢山の全労協系の労組、そしてJAL・ユナイテッド・明大生協労組などの争議団、さらに地元の市民応援団など、多彩な結集だった。3年前の韓国サンケン労組のたたかいが支援の輪をつくっていたのだ。

 ウニョンさん(写真上)の訴えは続く。「会社はコロナ危機に乗じて、韓国労働者が来日できないことを見込んで、役員会で抜き打ち的に廃業を決定した。でも私たちはけして屈しない。日本の仲間からの限りない感謝と感動を受けて、私たちはいま力を100倍にして闘っている。皆さんの支援に対して、私たちが職場に復帰することで応えたい。トゥジェン!(闘争)」。大きな拍手が起きた。

 その後、デモ隊は2つの梯団で出発した。人通りの多い志木駅前では市民に実状を訴えた。そして、いよいよサンケン本社前。入口には5人の警備員が固めていた。

 デモ隊は本社前で止まり、会社に向けてシュプレヒコールをくり返した。「サンケン電気は韓国サンケン労組との団交に応じろ! 約束を守れ! 解散決定を撤回しろ! 私たちは連帯して闘うぞ!」。騒然とした雰囲気に、多数動員されていた警察官は「止まるな、早く歩け」と必死にデモ隊に 呼びかけていた。

 海を越えてインターネットでつながって闘う日韓労働者の姿は、サンケン電気にインパクトを与えたはずだ。デモを主催した「韓国サンケン労組を支援する会」は、1月20日に解雇が強行された場合は、1月21日(木)12時からサンケン電気「池袋・東京事務所前」で大規模な緊急抗議行動を予定している。(M)


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