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オスプレイ抗議集会に「野党・市民」が600人〜木更津駐屯地では訓練始まる


*写真提供=中里仁美さん

〔日本のどこの空にもオスプレイはいらない11.7集会〕
主催:「オスプレイいらない!市民集会」ー習志野・八千代・船橋ネットワーク

 日本がアメリカから購入する予定の17機のオスプレイのうち、2機が7月に木更津に配備され、その訓練飛行が11月6日に木更津駐屯地で始まった。そんな中、7日にはオスプレイ導入に抗議する集会が、600人を集めて訓練飛行区域になる予定地の船橋市で行われた。

 昨年に引き続き今回も政権党を除く野党会派が参集。ステージでは、立憲民主党の生方幸夫衆院議員、共産党の志位和夫衆院議員、社民党の安田健一船橋総支部幹事長、れいわ新選組の三井よしふみ千葉9区予定候補者、新社会党の石井俊雄千葉県委員長、市民ネットワーク千葉の小室みえこ野田市議、緑の党グリーンズジャパン小西正人千葉県本部運営委員長等がスピーチした。

 安倍前政権の米国からの武器の爆買いの一部であるオスプレイには、これまでに3600億円余りも使われており、更に4600億円以上の整備費用が掛かるといわれている。 陸自のオスプレイは佐賀空港への配備が予定されていたが、佐賀県が首を縦に振らないことから修理基地のある木更津に5年間の「暫定配備」をした。しかし、この約束が守られる保証は何もない。 墜落しやすい構造的特徴を持つ本機の、アメリカでは考えられない市街地上空での訓練の危険、騒音などについてもきっちりと抗議していかねばならないなどと、それぞれが述べた。

 また配備地木更津で抗議活動をしている「オスプレイ来るないらない住民の会」の野中晃事務局長も挨拶をした。その中で「木更津配備は当初から決まっていたのではないか」「米軍の指揮下に入って訓練をするのではないか」などと疑念を呈した。ほかに横田と御殿場でオスプレイ反対の活動をしている2団体からの実際にどんな訓練が行われているかのリアルな様子が語られ、抗議をしても国は何もしてくれないこと、子どもたちのためにお互いに頑張っていこうと連帯の挨拶があった。

 最後に、各団体・各自のさらなる情報拡散や署名活動、監視活動の強化のほか、防衛庁への申し入れなど、この会としての行動提起が示された。その後、3艇団に分かれてのパレードが行われた。

*集会の様子は下記から見られます。
https://youtu.be/FZi0-Z9tFI8


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