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失業者急増!ドヤ街はテントだらけに〜米国コロナレポート

サンフランシスコ・和美

 2日ほど前に久しぶりにダウンタウンのユニオンスクエアあたりに車で様子を見にいきました。高級店が並ぶこの辺りは、どこも軒並みにシャッターが下りているかボードが窓や入り口に打ち付けてあって、ゴーストタウンのようでした。そこからほんの2ブロックほど離れると、いわゆるテンダーロイン(サンフランシスコのドヤ街)と言われる地域に入りますが、ここは低所得者や移民の人たちが多く住んでいますが、今回は行ってびっくりしました。

 歩道にテントがズラリと並んでいます。今までは人が所々にたむろしていましたが、歩道でのテントはあまり見られませんでした。しかし、今はものすごいテントでとてもこの辺りは歩いては通れないと思いました。多分この界隈の数ブロックだけでも100以上はあるでしょう。お店のドアもボードで釘付けですからその前も塞いでいます。普段ですとこのような時は市が取り除きにきますが、こんなに多くて、しかもどこもお店はしまっていますから黙認でしょう。

 ところでこちらの感染者数は一向に減りません。毎日、万の単位で感染し、千の単位で死んでいます。その中、meat packing plants(肉の処理場)はホットスポットになっています。肉のinspector(肉を検査する人)だけでもすでに死者3人、感染者は145人以上だそうです。その中で働いている労働者は5月14日の時点で少なくとも15,689 が感染、65人が死亡しています(FERN-Food & Environment Reporting Network による報告)。

 このような状況の中でトランプはDefense Production Act(国防産業法?)を使って、死者が出る肉処理場のようなホットスポットでも操業を続けなければいけないと命令しました。これに関して「Laborvideo」のスティーブ・ゼルツアーは、はアイオワ州のLULAC (League of United Latin American citizens - 特にラテン系の人たちを助ける団体)の委員長Joe Enriquez Henry にインタビューしました。以下で見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=zZkwe4kkYMQ

 また、ニューオーリンズは2月のMardi Gras(謝肉祭の最終日)以来、感染者の多い州ですが、そこのゴミ回収の人たちがPPE (Personal Protection Equipment・防護用品) や賃金の上昇を要求したため、解雇されたのに対して、先週以来ストライキに入っています。そのインタビューが以下で見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=UaJE5o1-4MI

 現在、コロナウイルスが始まってからの失業保険申請者は3650万人 (CNBC report) 。アメリカの人口は日本の約2.6倍ですから比率からしたら、日本で約1400万人が申請、という数字になります。
 この夏は大変暑い夏になるでしょう。(2020年5月14日)


Created by staff01. Last modified on 2020-05-15 11:19:23 Copyright: Default

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