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希望と方向性が見えてきた〜レイバーネット2020総会開かれる

 レイバーネット2020総会は、3月7日午後、スペースたんぽぽで開催されました。コロナの影響や斎藤幸平さんの講演中止もあり、心配しましたが、盛況のうちに終了しました。午後1時半の開始時は出足が悪く10人ちょっとでしたが、徐々に増えて30人を超えました。第一部では、活動報告、会計報告、運営委員承認、今後の運動方向などを話し合いました。

 第二部では、斎藤幸平講演企画「未来への大分岐—資本主義をこえる社会像へのアプローチ」の代わりの企画として、「活動交流会」を行いました。主な内容は、1,フクシマ最新取材報告(堀切さとみ・乱鬼龍)、2,韓国キャンドル市民革命から学ぶこと(白石孝)、3,コロナ緊急事態問題(柴田武男)で、各氏から問題提起を受けて、活発なディスカッションがありました。

 フクシマの取材報告では、聖火リレーの舞台であるJヴイレッジの最新状況が15分の映像で映し出されました。放射能汚染はいっこうに解決しておらず、現地の人が線量計を手に生々しく語ります。聖火リレーはじつは「50メートル走っては車に乗って汚染地域を避けて移動」という「まだらリレー・キセルリレー」の実態が報告されると、驚きの声が上がりました。この短編映像から、安倍の「アンダーコントロール」のウソが見えてきます。ぜひ広がってほしいです。(福島レポート動画

 また白石報告の韓国キャンドル市民革命の話では、100万単位の人が集まったが、一人の逮捕者も一人の死者もださずに政権を倒したことの歴史的意味をあらためて考えさせられました。それは、日本の運動の弱さ、あり方が逆に問われることでした。韓国のキャンドル行動は、集会ではなく「文化祭」という位置づけで、歌あり踊りありで、参加した人が楽しんでいる、だからまた参加しようということになる、という話が印象的でした。日韓文化交流を進めている尾澤邦子さんは、「ノーアベソング・コロナバージョン」の歌を披露して盛り上げました。

 柴田さんはコロナ問題を報告。かれが「緊急事態法」に反対するFBグループを呼びかけたところ、「あっというまに500人以上が集まった。しかしもっとケタ違いに広げなくては。それには左を固めて右に手を突っ込むことが必要。韓国キャンドルでは『これが国か?』という言葉が多くの人々の心を掴んだが、わかりやすい言葉を生み出すことが重要」と強調しました。

 それを受けて、「デートもできない警職法」のスローガンで警職法反対運動が一気に広がった例、「通信傍受法」を「盗聴法」と言い換えて成功した例、「新自由主義」は「新ジャングル主義」と言ったほうたいいという佐高信氏の提唱など、運動と言葉をめぐって、多くの発言がありました。この間、レイバーネットでもっとも活発な活動をしているのが「レイバーネット川柳班」ですが、そこにも通じるものでした。

 20年目を迎えたレイバーネット日本。今回の総会は、全体として希望と方向性が見えてくるいい会になりました。(M)


Created by staff01. Last modified on 2020-03-11 09:51:27 Copyright: Default

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