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「魂の植民地支配」裁判と集会
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 〔福岡県TSより〕

 来年の2020年1月20日、大日本帝国の朝鮮に対する植民地支配が終わっ ていない事を示す裁判と集会が開かれます。  ノー!ハプサ(合祀)  第二次訴訟控訴審  第1回口頭弁論    日時:2020年1月20日(月)15時から  場所:東京高等裁判所101号法廷    『韓国人靖国無断合祀・軍人軍属強制動員問題の解決を!  1・20集会」    日時:2020年1月20日 18時30分から  場所:港勤労福祉会館第1洋室  https://www.city.minato.tokyo.jp/sangyousinkou/sangyo/chushokigyo/fukushi.html  太平洋戦争中期以降、兵員不足を補うため日本は多くの朝鮮人の若者を軍人、 軍属として戦場へ送りました。  中国、東南アジア、オセアニア、沖縄の戦場へ送られた朝鮮人軍人・軍属は、 日の丸と旭日旗の下、「大日本帝国臣民」としてアメリカ軍などの連合軍と戦い ました。多くが戦病死しました。支配者のために命を捧げさせられました。  戦後は過酷な運命が待っていました。  連合軍捕虜処刑や虐待を行ったBC戦級争犯罪者として、極東国際軍事裁判で 裁かれた朝鮮人軍人・軍属がいました。日本人と同様に死刑などの判決が下され、 処刑され、服役させられました。  ところが、戦後しばらくしてから軍人恩給などの支払いが再開されると、朝鮮 人軍人・軍属は対象外とされました。  「朝鮮は、韓国や朝鮮民主主義人民共和国として独立したことで、朝鮮人の元 軍人や軍属は外国人となった。よって恩給などを受け取る資格を失った。後は、 韓国政府や北朝鮮政府に任せた」 と、日本政府は告げました。  ところが靖国神社は、朝鮮人軍人・軍属を英霊として戦後も祀りました。  「朝鮮人軍人・軍属は大日本帝国臣民として天皇陛下のために戦って戦死した 英霊である。だから合祀する」 と靖国神社は説明しました。  朝鮮人軍人・軍属の生存者や遺族は怒りました。  「都合が良いときだけ日本人に仕立て上げ、都合が悪くなると外国人として切 り捨てる。なんというご都合主義だ!」  数度にわたり、韓国人遺族は靖国神社に対して合祀取り下げを求めました。こ れに対して靖国神社は、 「英霊は一つの霊魂になっているので、朝鮮人軍人・軍属の魂だけを分けるのは 不可能だ」 と拒否しました。  それで合祀取り下げを求める裁判を始めました。  「魂の植民地支配」と言える朝鮮人軍人・軍属の靖国神社合祀を辞めさせるた めの裁判と、その意味を考える集会が開かれます。 ノー!ハプサ(合祀)ブログ https://no-hapsa.at.webry.info/ 

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