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「女性が未来を変える」〜参院選、社民党女性候補者がそろって街頭演説

 「女性が未来を変える」参院選女性候補者の街頭演説会。梅雨空の6月30日日曜の午後6時、東京・有楽町に元気のいい女性たちの声が響きました。参議院選を前にした6月30日、社民党から立候補予定の東京選挙区朝倉れい子さん、神奈川選挙区の相原りんこさん、全国比例代表の大椿ゆうこさん、仲村みおさんが思いを語りました。どの方も現場で苦労され活動している方、すばらしい演説に全員を議会に送りたいと強く思いました。

 司会は福島みずほさん。4人の女性を紹介しました。
 朝倉れい子さんは、女性だけハイヒールを履いて仕事しなければならない「Ku Too(苦痛)」について「30年前はそれで腰痛になっても労災にならなかった。働く女性が増え、やっと声を上げることができるようになった。女性の権利は今やっと前を向いて歩こうとしている。でも働く女性が増えたのは生活が厳しいから」と、30年間労働組合で相談を受けてきた経験を語りました。

 相原りんこさんは神奈川で、女性のための相談室やシェルター運営をやってきた方。お金がなくて孤独になっている生きずらい世の中について、「心にもおさいふにもゆとりのある社会をつくっていきたい。政治が目指すのはみんなが幸せになること」と訴えました。

 「私みたいな非正規労働者を増やし、次から次へと首を切ったのはどこのだれなんだ。そこに仕事があるのに首を切るのはどうして?私は労働組合に入って闘うことを選びました」と歯切れのよい訴えをおこなったのは大椿ゆうこさん。「非正規労働を渡り歩いてきたロストジェネレーション世代で、『自己責任』という呪いの言葉に縛られて生きてきた人々が、この社会に居場所を見つけ、やりがいを見つけ、仕事を見つけていくのは簡単なことではない」と闘う決意を熱く語りました。

 沖縄の仲村みおさんは「72%の県民投票での意思を無視して、翌日から辺野古への土砂投入が強行され続けています。国には国の民主主義があるなどとデタラメを言って、私たちの故郷、私たちの命の海を、私たちの未来を安倍政権は徹底的に踏みつぶそうとしている。でも私は希望を持っています。全国で辺野古の新基地建設は認められないという声は圧倒的多数です」と、防衛費を拡充し、血税を投じて建設を強行する安倍政権を鋭く批判しました。そして60年前の6月30日、米軍のジェット機が小学校に墜落し、18人の生徒が亡くなったことを話し、「今もなお小学校の上を、こどもたちの頭上を、戦闘機が飛び交う状況は続いています。そんな学校が沖縄以外どこにありますか。人の命より米軍を優先する日米地位協定の改定も含め、国政の場から声を上げていかなくてはならない」と訴えました。

 素晴らしい女性たちの訴えに心が震えました。なんとしても当選させたいと思いました。全国のみなさん、ご協力よろしくお願いいたします。〔尾澤邦子〕


Created by staff01. Last modified on 2019-07-01 22:55:10 Copyright: Default

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