| 渡部通信 : 昭和天皇陵の儀式で児童が沿道に | |
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・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、
・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
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五輪ビラ第17弾<表面>の勇気君と知佳ちゃんの対談の最後に、
都立校でボランティア応募用紙が全員に配られ
「とりあえず書いて全員出して!」と言われた事があり、
それに対し高校生が「都立高の闇でしょ!」とツイッターでつぶやき、
「学徒出陣だ」というコメントも出たことを紹介して、
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勇気:やっぱ、おかしい事にはおかしいと声を上げることが大事だな。
でないと俺達どこに連れていかれるか分からないな。
知佳:昔は若い人が「愛国心」を叩きこまれ、政府や忖度校長・忖度先生の
宣伝に乗せられ、特攻隊などに志願(ボランティアの語源は志願兵)して行ったのよ。
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と結びました。
そうしたところ、こんなことがありました。、
少し長いのですが、
昭和天皇陵がある八王子の根津さんからの報告です。
その中では、市立二小の校長が
「忖度しなさいということだ。」と述べています。
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4月23日の昭和天皇陵で譲位を告げる儀式に際し、天皇夫妻の車が甲州街道を通った際
に八王子の2校(第二小学校、横山第二小学校)の児童が沿道で迎えさせられた件について
この件を知り、私はまずは八王子市教委に電話を入れ、3回のやり取りの後、
2校の校長に電話を入れた。その回答結果を報告します。
1 市教委(対応したのは専任指導主事)の回答
・4月22日に都教委から通知が来たので、
4月23日に甲州街道沿道の学校(二小、横山二小、綾南中)に、
教育指導課指導主事がメールで天皇が来るという情報提供をした。
沿道に立つようには市教委は言っていない、あくまでも情報提供。
・綾南中は出迎えなかった。
沿道ではない浅川小には市教委からは情報提供をしていない。
浅川小は自治連合会からの要請を受けて
子どもたちを沿道に並ばせたということだ。
・各学校の判断で沿道に並んだ、との報告は上がっている。
この、学校の判断が不適切な判断とは思わない。
・即位は200年ぶりのこと、大事なこと。
天皇については学習指導要領6年生社会科で
「理解と敬愛の念を深める」と示されている。
(したがって沿道に立たせたのは、)学習指導要領に則った指導だ。
・佐生専任指導主事は横山二小の現場に行った。
危険はないかの確認を含めて、様子を知っておくために。
・(退位・即位に関する文科省通知文にあるように、
出迎えるという行為は「国民こぞって祝意を表する」
ことを子どもたちに求めたということで、思想の強制に当たる。
子どもたちの思想・良心の自由及び思想・良心の自由の形成過程にある
子どもたちのその自由を侵害するとは考えなかったのか。
(と私が訊くと)、私の立場ではお答えできない。
2 2校の校長には
ア.なぜ出迎え・沿道に立たせたのか
イ.対象児童は何年生か
ウ.職員から反対はなかったか
エ.児童保護者への説明はどのようにしたか。「苦情」はなかったのか
オ.出迎えは敬意の意思表示、「国民こぞって祝意を表する」
ことを子どもたちに求めたということで、思想の強制に当たる。
子どもたちの思想・良心の自由の形成過程にある子どもたちの
その自由を侵害するとは考えなかったのか。 について質問した。
<二小校長の回答>
ア. 23日にメールが来る前に斉藤指導担当部長から
「ぜひ学校で対応してもらえないか」と言われた
(電話でのようだったが、不明)。
(「学校の判断で決めた、市教委はあくまでも情報提供をしただけ」
と市教委は言ったが、と訊いたら)「対応」ということばを使い、
「しなさい」とは言わない。忖度しなさいということだ。
イ.6年生。
ウ.特になかった。
エ.児童には担任から元号が変わること、陵のことを話してもらった。
裁量の時間を使った。保護者にはメールで説明した。
「意見があれば、連絡をください」と書いた。苦情はなかった。
オ.(この質問をしたら)来客もあるので、電話を切らせてもらいます。
(「私はこの件について問題があると思ったから質問をしたのです。
市民である私の考えを聞いてください」と言うと)では、2分認めます。
(私が問題点を指摘したところで)2分を過ぎたので切らせていただきます。
(以下略)
<横山二小校長の回答>
ア.多摩御陵は横山二小に近い。
地域を愛する子どもたちを育てたいから。
また、本校はオリンピック・パラリンピック教育の指定校なので、
沿道に立たせることで日本人の自覚と誇りを育むことも考えた。
イ以降の質問をしたところエまでについて校長は、「答えません」の一言で、
私がオの質問をしている最中に電話を切った。
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「忖度校長」は本当にいたのですね。
そして本来「主権者」を育てるべき学校で、
彼らは無自覚なまま「臣民」を育てているのです。
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「オリンピック教育」批判ビラまきの続報です。(簡単にします)
(6月19日(水))
<杉並高校>7:30〜8:30
ここは受け取りが良くない学校で昨年12月(16枚)、
今年1月(17枚)で、今年4月には36枚と増えましたが、
今回はまた元に戻り17枚でした。
教職員の受け取りも良くありませんが、
引きつづき続けて行きたいと思います。
(6月20日(木))
<新宿山吹高校>12:20〜13:00
ここは4部制の学校。
知り合いの教員がビラを受け取ってくれました。
副校長が出て来て敷地に入らないでくださいと告げ、
ビラをもらって行きました。
知り合いになった生徒がビラを受け取り、
「来年オリンピックですからね」と言いました。
男性の通行人がビラを受け取り、
「オリンピックなんかない方がいい」と言いました。
まけたビラは35枚(前回5月17日は44枚)でした。
(6月21日(月))
<杉並工業高校>7:20〜8:30
前回(5月22日)は、二人でやり80枚まくことが出来ましたが、
今回は一人で53枚でした。
始業時間近く登校指導の男子教員が出て来て、
「生徒から<ビラをまいている。いいんですか>、
という苦情があったので来た。校長に断っているのか。」
と言うので、「先生、公道でビラ撒くのは構いませんよ。
生徒にはそのように教えてください」と言うと、
ビラを受け取り中に入って行きました。
(真面目な生徒ほどこのようなことを言うようになるのでしょう。
そして教員がそれに押されて「校長に断っているのか」などと言うのです)
しばらくして戻ってきて
「校長は、学校の外でまいているのだから構わない、と言っていた」
と言いました。そして今度は、
「オリンピックは石原がやろうとした、その後小池だ。
都知事なのに私学に援助を強め、その為に都立が落ち込んだ。
教員を不起立で処分し始めたのも石原だ。
そいう人間をみんなで選んでいるのだから仕方がない。」
などど、「仕方がない」を何度か繰り返しました。
やれやれ、困ったものです。しかし、これが現実ですね。
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全国から集う!全国で闘おう!
『第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会』
〜教育の国家支配はゴメンダ!〜
<日時>2019年7月21日(日)10:30〜17:00
<場所>日比谷図書文化館コンベンションホール
(旧日比谷図書館地階)
<講演>世取山洋介(新潟大学准教授・教育法学会事務局長)
テーマ「『日の丸・君が代』と子どもの良心形成」
<全国各地からの闘いの報告>
(資料代)500円
集会後:銀座デモ
翌7月22日(月)は、文科省交渉(詳細は21日に)
<主催>第9回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
(連絡先:090-7015-3344(永井))
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ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。)
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