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朝礼で精神主義的な唱和を社員に強制、疑問を述べた組合員に懲戒処分〜八王子・社労士事務所のトンデモ労務管理

 2019年1月22日、東京八王子の社労士事務所「多摩労務管理事務所」に対し、職場の労働組合「UNION No.6」と、多摩地域の地域合同労組「府中緊急派遣村労働組合」は、組合員に対する不当な懲戒処分発令に対し、抗議申し入れ行動を実施しました(写真)。

 この会社は、企業に人事評価制度や就業規則等の作成、提案を業務としながら、一方では八王子労働基準監督署から労働基準法違反による多くの是正勧告を受けてきました。会社内では、組織的なパワハラが横行し、独裁的な高橋邦名代表による恣意的差別により、目を付けられた従業員は退職に追い込まれています。2017年、職場内で組合を結成した以降も多くの社員が理不尽な圧力に追い込まれ退職しています。現在も組合員を差別し、排除するために、恣意的に懲戒権を濫用し続けているのです。

 今年1月に入り、会社は、朝礼で「1日1日生まれ変わろう!」「運命共同体でゆこう!」など、およそ業務と無関係な内面の意思表明を唱和することを強制し始めました。組合員が、それに疑問を表明し説明を求めましたが、高橋邦名代表は、「唱和は業務命令だ。唱和しなさい!」と大声で恫喝し、一方的な強制をしました。

 会社は、この組合員2人に対し、不当な懲戒処分(出勤停止7日間、譴責処分)を科しました。私たち組合は、東京都労働委員会に救済申立てをしながら、今後も会社の嫌がらせに立ち向かって行動していきます。私たちは、不当な懲戒処分や組合潰しの攻撃に決して屈しません。ぜひとも、ご支援をお願いします。

●連絡先:府中緊急派遣村労働組合・UNION 田中、野田(メール:noda.fight@ezweb.ne.jp、TEL:090-3812-2768)


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