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皇居そばで「大嘗祭反対」の声上げる〜人間が神になる儀式はいらない

動画(10分48秒)

 11月14日夜、東京駅丸の内広場で「大嘗祭反対!@トーキョーステーション」が開催された。150人以上の市民が集まったが、その3倍以上の警察官が取り囲む異常な状態だった。そこから約900メートル先の皇居では、天皇が「皇祖神アマテラス」と共食するという最重要の宗教儀式「大嘗祭」が夜を徹して行なわれていた。一晩の儀式のために27億円もの税金をつかうという。約1時間の集会で、老若男女がマイクを握り天皇制のおかしさを訴えた。

 冒頭の主催者発言が印象的だった。「いま日本には天皇制に反対する人がいないことになっている。NHKの女系天皇に関する世論調査では、以前あった“天皇制は廃止すべきですか?”という設問がなくなった。天皇制反対はあってはならないものにされた。しかし反対する私たちはここにいるんだ!」と声を張り上げた。

 ある女性は「以前は天皇制賛成だったが、学校教員への君が代処分を知っておかしいと思うようになった。集会をするだけで機動隊に囲まれることもおかしい。歴史を知ればだれでも天皇制が間違っていることはわかる」と。

 フェミニストグループ「紅一点」の若いメンバーは「天皇制は身分制そのものだ。生まれながらに高貴な人と卑しい人がつくられ、家父長制の皇族の女性は子どもを産む機械としてのみ期待されている。結婚しない人、子どもを産まない人の生き方が否定され劣位に置かれている。こんな差別制度はいらない」と痛烈に批判した。天皇制や大嘗祭がいかに民主主義を相容れないか、次々にスピーチが続いた。

 大嘗祭での公金支出問題の裁判をしている女性は「マスコミは報道しないが、大嘗祭の一番のポイントは天皇が神になるための儀式として、共食だけでなくふとんを敷いて神と一緒に寝ることにある。そこを意識的に伝えていない。人間が神になる儀式、天皇の箔をつける儀式を公金を使ってやっている。間違いなく憲法違反である」と強調した。

 参加者は「天皇制はいらない」という歌を歌いながら、皇居に向かって「天皇制はいらない」「身分差別・女性差別の象徴はいらない」とコールを上げた。(M)


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