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「生産性で計る世の中」変える第一歩〜「れいわ」2議席と政党要件を獲得!

動画(11分)


*「船後さん当確」の報に喜ぶ支援者たち


*当選した船後靖彦さん(左)と山本太郎代表

 7月21日の参院選開票日。「れいわ新選組」は都内のホテルを借りて開票状況を見守った。メディアは100人以上、支援者も200人以上が集まった。

 午後8時すぎに船後靖彦さん(ALS患者)の当確ニュースが流れると、割れるような拍手が起きた。涙ぐむ人もいる。山本太郎代表は「みんなの力です! 世界で初めてじゃないですか。生産性で人間の価値を計る世の中を変える第一歩です」と叫んだ。

 比例は特定枠の船後靖彦さん、木村英子さんの2名の「重度障害者」が当選した。船後さんは専用の電動車いすで登壇し、付添人が当選にあたってのメッセージを代読した。「弱々しくみえる僕ですが、根性だけは人一倍あります。命がけですから。よろしくお願いします」。大きな拍手が起きる。国会での活躍が楽しみだ。(写真下)

 会見で選挙結果の評価を聞かれた山本代表は「2議席しかでなく2議席も獲得できた。政党要件も確保した。山本個人は負けたかもしれないが、れいわ新選組は大きく勝った」と語り、政権とりに向けた確実なステップになったことを強調した。

 また記者から「マスコミ報道」について問われると、「メディアはもっとガチンコでケンカをしてほしい。NHKで『党首全国を駆ける』という内容の番組が昨日あったがひどかった。争点は見えず、番組を見た人はそれだけで票を入れるだろう。NHKはどこまで自民党のお尻をなめているんだ」と手厳しく批判した。

 7人の候補者も「ネットの力で2議席とった。このままではマスメディアは存在基盤を失っていくと思う」「タブーを捨ててくれ」「真実を暴くのが仕事ではないのか。いつからサラリーマンになったのか」「弱者の声を拾ってほしい」など辛らつなコメントが語られた。かつてない盛り上がりを見せた「れいわ現象」をほとんど報道しなかった大手メディア。候補者は痛いほどその不公平を感じていたはずだ。

 山本代表は最後にこう述べた。「しかし今回みんなの力で政党要件を獲得した。メディアもこれからは報道さぜるを得なくなる。テレビの党首討論などに出まくるつもりだ」と笑顔を見せた。そして「もうきょうから衆院選のたたかいは始まっている。政権をとりにいこう」と檄を飛ばした。(M)


Created by staff01. Last modified on 2019-07-22 11:08:29 Copyright: Default

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