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「ジョブバック!」の声響く/成田空港ロビーでユナイテッド闘争団
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「ジョブバック!」の声響く〜成田空港ロビーでユナイテッド闘争団

 連休初日の4月27日。支援者たちが広げる横断幕の前で「ジョブバック!(仕事に戻せ)」の声が響く。ここは街頭や駅前ではない。成田空港発着ロビーだ。

 「ユナイテッド航空は三年前、私たちを突然解雇しました。史上最高の利益をあげた翌年です。解雇の理由をたずねましたが企業秘密だという。こんな解雇が許されるなら、解雇自由の国になってしまいます」

 25年以上、客室乗務員として働いてきた吉良紀子さん(写真上)ら四人は「地上職なら戻してやる」という言葉にも屈せず、三年間闘い続けてきた。成田空港ロビーでの行動は31回目だ。
 日本で採用され、日本の組合に入っている客室乗務員たちだけを解雇し、あらたに4千人をアメリカで雇う。これは人種差別、組合差別ではないのか。
 いつもの三倍もの旅行客でごった返す中、英語と日本語で書かれた550枚のチラシは一時間でなくなった。中国語のプラカードも掲げられた。

 ユナイテッド航空のカウンター前で、吉良さんはさけぶ。「地上職で働く皆さん。私たちも一日も早く、あなたたちと同じようにユニフォームを着て働きたい。自分たちが解雇されるなんてつゆにも思わず、一生懸命働いてきました」「もしかしたら私たちの行動を迷惑だと思っているかもしれない。でもこれは私たちだけのことじゃない。一生懸命働いている皆さんにも降りかかるかもしれないんです。私たちの声はみんなの声です」

 背筋をピンと伸ばし、凛とした佇まいで訴える姿を見ながら思う。想定外の事態に対して決して諦めず、毅然と、そして堂々と対応できることこそが、客室乗務員の最高の気質なのではないかと。彼女たちを一日も早く、空の仕事に帰したい。(堀切さとみ)


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