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「怒り心頭」山城博治さん電話で訴え〜辺野古の土砂投入に反対する集会デモ

 3月24日(日)午後2時から東京・池袋で沖縄辺野古の土砂投入に反対する集会とデモが行われた。
 2月24日の沖縄県民投票で7割の人びとが辺野古の埋め立てに反対の意思表示をした。にもかかわらず連日命の海に土砂が投入されている。玉城デニー知事は直接安倍首相に要請を行ったが、安倍政権は態度を変えない。埋め立て予定海域の大浦湾にはマヨネーズ状の軟弱地盤があり、また活断層もあり、基地はできないと沖縄の専門家は話している。先日国会の院内集会でその説明会もあったのに、相変わらず工事は続行されている。数日前にはジュゴンの遺体が発見された。ジュゴンの餌場を通る船にぶつかったのか、原因はわからない。しかし埋め立て工事により環境が破壊され、死に追いやられたことは明白だ。さらに25日からは新たに埋め立て区域を広げると安倍政権は言っている。

 主催者あいさつで花輪伸一さん(写真上)は「沖縄の人びと、全国の人びとと共に埋め立ての中止と新基地建設の断念を政府に対し強く要求していきたい」と訴えた。沖縄から山城博治さんが電話で「無謀を極める政府の工事強行に全県下で怒りが湧き出している。25日からの拡大に対して、辺野古のゲート前に座り込み、工事の強行・拡大に抗議する。政府は先日死骸が発見された辺野古のジュゴンも工事は何の関係もないとうそぶいている。県民投票の結果も顧みることなく工事が強行されている。怒り心頭。沖縄辺野古の闘いはこの国の民主主義の問題だ」と訴えた。

 12月の土砂投入時から連日首相官邸前で抗議の座り込みを続けている沖縄出身の女性たちからアピールがあった。また宮古島出身の方は、沖縄全体が軍事基地化されていく状況について危機感を持って報告された。「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」の行動提起では、23日に行った都内一斉情宣が22か所、その前後での情宣も合わせると29か所で辺野古埋め立て反対の情宣が行われたとのこと。25日は朝8時から17時まで首相官邸前に座り込むとのこと。集会のあと池袋駅周辺の繁華街を「海を壊すな!」とデモ行進を行った。道行く人の反応も良く、応援のカンパをしてくれた方もいた。

 23日、私は地域の仲間たちと葛飾金町で土砂投入に賛成・反対のシール投票を行った。1時間くらいだったが「はんたい」が圧倒的。「10個くらい貼りたいわ」とか「安倍さん許せない!」など怒りをぶつけていた。〔尾澤邦子〕


Created by staff01. Last modified on 2019-03-25 11:28:01 Copyright: Default

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