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マスコミが伝えない沖縄の現実を映す〜『沖縄から叫ぶ−戦争の時代』完成上映会

 1月22日、湯本雅典さん制作の『沖縄から叫ぶ−戦争の時代』の完成上映会が、東京・飯田橋ボランテ ィア市民活動センターで行われた。主催はビデオアクト。 会場は120人であふれ、ものすごい熱気の中で上映会だった。

 映画は、在りし日の翁長県知事の演説から始まる。名護市長選の前日。 ところが当然勝つと思われていた基地反対派の稲嶺氏が敗れる。それが悔しくて沖縄取材 がやめられなくなったと湯本さんはいう。 「辺野古は全国の問題」「本土のマスコミは伝えない」「現地に来てほしい」。その思い に応えて、わずか10カ月の間に9回沖縄に行った。


*制作者の湯本雅典さん

 映画は翁長知事の死去、玉城デニー知事の誕生といった沖縄本島だけでなく、宮古島、 与那国島、石垣島、奄美大島まで映し出されているのには驚いたが、これらはすべて現場で出会った人や地元新聞の報道を頼りにしたのだそうだ。

 「辺野古に行けば宮古、宮古に行けば与那国の大変さを知った。現場に行くと大変なこ とが多すぎる。でもその中で頑張っている人は必ずいる」と湯本さん。沖縄の保育園や小学校に米軍ヘリの窓枠や部品が落下したことは、本土でも報道された 。でも、そのことの恐怖をどれだけ私たちは実感できただろうか。湯本さんはそこに生きる人々の思いを丁寧にすくいあげる。「自分は基地の怖さをわか っていなかった」と語る母親。「声をあげるのは難しい。でも我が子に危険が及ぶとなれ ば、声をあげざるを得ない」という保育園長。「戦争の時代」というタイトルは、大げさなものでも何でもない。本土に暮らす一人一 人の姿勢を問うている。

 会場から、たくさんの感想や質問がよせられた。沖縄出身で本土の大学に来たという女性は「沖縄の犠牲の上に幸せがあるというのは、 民主主義、人権の崩壊だ。今日の映画をみて感じたことを、少しでも多くの人に伝えてほ しい」と語った。DVDは上映権付で2000円。たくさんの人に観てほしい。【堀切さとみ】

●DVD申込み先(湯本雅典)


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