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歪んだ移民政策からまっとうな移民政策へ〜「審議入りの日」300人が声上げる

 「外国人労働者受け入れ拡大」の入管難民法の実質審議がはじまった11月21日昼、参院議員会館講堂に約300人が集まり声を上げた。主催の移住連代表の鳥井一平さんは「まず当事者の実習生の声を聞くべき。これまでデタラメをやってきた歪んだ移民政策からまっとうな移民政策に転換すべきで、事実に向き合った正面からの議論をしてほしい」と国会審議に求めた。集会では、残酷な労働条件を問題にした中国人実習生が、雇い主と警備員によって「強制帰国」させられる成田空港ロビーの生々しい映像が流された。自由人権協会の旗手明さんは「じつはきのうベトナム人女性実習生から電話相談を受けた。本人が妊娠したことを受け入れ機関に話したら『堕ろすか帰国しろ』と迫られ悩んでいるという。これが実習生の現実だ」。

 指宿昭一弁護士(写真上)もスイス作家の「労働力を呼んだら来たのは人間だった」という言葉を引いて、「一定期間就労した外国人労働者については、家族の帯同を認め定住化への途を開くべきである」と強く訴えた。会場には全国から20人近くの外国人労働者も参加していた。(M)

↓参加した外国人労働者たちが紹介された


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