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翁長さんの遺志を受け継ぎ県知事選勝利へ〜安倍9条改憲NO! 8.19国会議員会館前行動に2700人

 8月19日夕方。私にとって久しぶりの国会議員会館前は、変わらずにとりどりの幟や横断幕に埋められ、チラシを配る人たち、スピーチに合わせて「そうだ!」と合いの手を入れる人たちで埋められていた。何人もの顔なじみのお元気な姿に、お互い声を掛け合う。

 遅れて到着した私の耳に、トップに話している立憲民主党の菅直人さんの締めの言葉が飛び込んでくる。菅さんは「3.11以降、原発をなくしたいと国内外を回ってきたが、世界中に原発が必要と思っている人はいない。太陽光・風力で電気はまかなえる。早く政権を変えよう」と訴えていた。

 次は、共産党の宮本徹さん(写真上)。昨日まで沖縄にいたということで、辺野古の南側の工事の遅れを指摘。それは40メートルの地盤の緩みがあるからと報告。続けて「安倍は沖縄の基地は、北朝鮮が攻めてくるからと言っていた。でも政局は動いたので、もう基地建設の名分はなくなったのだから、今度の県知事選挙で新基地反対の知事を選んで新基地をなくしたい」と力強くアピールした。

 板橋区の荒川孝治さんは、「許さない!戦争法オール板橋行動」の取り組みとして、「板橋区の中に、生活のこと政治のことが気楽にしゃべりれる場が必要ということになった。そこで、今そういう場づくりをしている」と現状報告をする。

 大村芳昭さんの、安保法制違憲訴訟の現状説明のあと、北海道から来た小林久公さん(写真上)の市民連合の活躍がみんなの関心を引く。昨年の衆議院選挙でのこと、北海道全体で22人のうち8人を当選させることができたと活動仲間の結束を語ると、あちこちから「ウォー」と称賛の声。

 次期の国政選挙でも北海道で統一候補を立てると宣言。続けて、選挙では必ず勝つことが大事だと。それには「統一候補擁立も一人区だけでは足りない。二人区でもするべきだ」と強調した。我が千葉の選挙区は3人区。現在保守優勢の2対1である。何とか逆転をと思っている身には強い励ましだった。

 最後は沖縄から。「沖縄に翁長知事が必要だった。翁長知事を生んだのは、この冷たい政治」と断言。「沖縄はすぐに地方選・知事選に入る。必ず勝つためにご支援を」と結ぶ。そして、♪今こそ立ち上がろう!♪を、参集者たちも声を合わせて高らかに歌った。アベの問題など新しい歌詞も織り込まれ、まったく今の日本を現わしている歌であった。

 最後は、議事堂に向かってコール。若い声が議事堂の壁に吸い込まれる。きっとそれは言霊となって、中にいる人々に影響するだろう。「アベ、ヤメロ!」「アソウ、ヤメロ!」。

 1時間の集会を終え、官邸前集会のスピーチを聞きながら帰途についた。〔笠原眞弓〕


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