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俺の自由はヤツラにゃやらない!〜「9.24イットク・フェス」に向けて会見

 9月20日、東京・高円寺の映画館「アンノウン・シアター」で、イットク・フェスの記者会見が行われた。イットク・フェスとは正式名「言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらない! ロック・フェスティバル」で、賛同した60組以上のミュージシャンやアーティストが国会周辺の野外8か所で同時に演じる大イベント。9月24日(日)午前11時〜午後8時に行われる。観覧無料で、感動した人は好きな金額を出す「完全投げ銭」制。ただし投げ銭は演者にではなく全て本部に届けられる。  

 午後8時から宣伝映像で始まった記者会見で、主催者の浦邊力さんは次の声明文を読み上げた。 「<反抗声明!> 平成の治安維持法と呼ばれる特定秘密保護法、盗聴法、そして共謀罪の全てが7月11日に施行されました。これにより言いたいことが言えなくなると言われていますが、感じたこと、思ったことを素直に言えないなんて、死んでるのと同じです。ロックンロールは、窮屈な世界への反抗として産まれた音楽だと思っています。消されそうな個人の叫びを消したいなら、もっと大音量で叫ぼうじゃないですか。 別に政権批判をしたり、政治的な曲ばかりが反抗ではありません。普段ライブハウスで演っている本気のパフォーマンスをすれば、それ自体が抗議になると思っています。そんな本気なアーティストが集まり、国会を囲んでフェスを演ります。みんなが自由に、Do it yourself ! で楽しむことが、自由を奪おうとするヤツラへの、最大の抵抗です♪ ロックンロール・ネバー・ダイ!」

 舞台の上に立ったアーティストたちが次々にフェスに対する思いを語った。 カルチャー・ヤードのカオルマンさんは 「ひとつになって音楽を通じて、表現の自由をおびやかされないようなパフォーマンスをしていきたい」。烈火ステージの紅次郎さんは 「気持ちの良い音を出して、自分も聴いている人も気もち良くなってほしい」。早川COBHEYさんは 「轟音を出して、国会議事堂の窓を割るくらいの気持ちです。でも本当の参加理由は、自分がこういう状況に流されたくない。でも、逮捕者がでなければいいなあと思います」。

 

 歌うグミ坂ステージの坂口美日さんは 「私は日音協の幹事ですが、日音協は既成の音楽ではない自分たちの歌を歌うという活動をしてきたので、イットク・フェスの主旨の老舗みたいなもの。いろいろなアーティストと出会いたい」。 烈火ステージの弾き語りのライジング松さんは 「国家権力というものがあるとしたら、私たちの力は歌であり表現。圧倒的な存在の国会議事堂の前にステージを作って演じます」。轟音ステージのバンドのレオ伊藤さんは 「『嘘をつかない、憲法を守ろう』をデモではなく音楽で伝えたい」。怒涛ステージのフラメンコギターの渡辺イワオさんは 「表現に対して神経過敏になるのは当たり前、当たり前の表現をしたい」。

 この後、キャラクターの「イットク君」が登場し大いに盛り上がった。また、記者会見後はミニライブが行われた。〔ジョニーH〕

●KENさんの動画 イットク フェス ! 反抗声明記者会見(ミニライブ付) @高円寺アンノウンシアター
https://www.youtube.com/watch?v=9hPvIZo9wkE
●イットク フェス - ittooku ページ!
https://ittooku.jimdo.com/


Created by staff01. Last modified on 2017-09-21 18:46:53 Copyright: Default

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