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17年の闘いが政府動かす〜「フィリピントヨタ労組」エド委員長にインタビュー

動画(10分)

 233人の大量解雇・組合つぶしとたたかってきた「フィリピントヨタ労組」の争議も17年目を迎えた。例年9月に代表が訪日して、日本の支援者とともに豊田市と東京で要請行動を行っている。9月19日、トヨタ東京本社前でエド委員長(左)とジェイソン執行委員(右)に話を聞いた。

 エド委員長は「今年はいままでにない進展が初めてあった」と開口一番語った。それは、フィリピン労働雇用省のベリオ長官が内山田トヨタ会長あてに争議解決を求める手紙を出したことだった。8月に出されたその手紙は、ILO勧告に沿ったもので「話し合いのテーブル」を求めるもの。記者が「それはドゥテルテ政権になったからですか?」と聞くと「それもあるが、一番大きいのは17年間正義を求めてずっとたたかったきたこと。それが政府を動かした」と自信をこめて答えた。

 8月にはマニラの労働雇用省前で「野営行動」(写真)を行うなど、休むことなく現地のたたかいが続いていた。手紙に対するトヨタ側の回答はまだないが、フィリピントヨタ争議は新たなステージに入ったことは間違いない。記者が、韓国サンケン労組の勝利解決を知らせると我がことのように喜んでいた。(M)

9.18会社に提出した要請書
フィリピントヨタ労組サイト(英語)
8月野営行動の映像1映像2


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