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8時間働けばフツーにくらせる社会を!〜安倍「労働法制改悪阻止」国会前行動

動画(7分半)

 「残業代ゼロ法案」など秋の国会で審議される安倍「働き方改革」(労働法制改悪)に反対する国会前行動が、8月19日午後4時〜5時に議員会館前で開催された。呼びかけは日本労働弁護団。連合・全労連・全労協など垣根をこえて多くの労組・市民が集まった。三重県のユニオンみえは近隣の組合も誘い、バスを仕立てて25名で参加した。「8時間働けばフツーにくらせる社会を」のプラカードが目を引いた。

 主催者の棗(なつめ)一郎弁護士(写真上)は「政府は労基法改悪、裁量労働制、同一労働同一賃金などいくつもの法案を一括して審議しようとしている。悪い法律といい法律を混ぜるふざけたやり方。一括のやり方に反対し一つひとつ法案を分けて審議することを要求していこう」と訴えた。

 ブラック企業被害対策弁護団の市橋弁護士(写真上)は「ブラック企業の特徴は長時間労働と残業代の不払い。今回の労基法改悪はこれらを助長するブラック企業正当化法案だ」と鋭く批判した。

 全日建の小谷野書記長(写真上)も「トラック運転手はただでさえ長時間労働で殺されている。今回の法律でもっと殺す気か、ふざけるな! 国会本番ではストライキやトラックデモ、国会前座り込みでたたかう」と怒りを露わにした。

 今回の行動は「市民と労働者の共闘」として取り組まれた。総がかり実行委員の菱山南帆子さんは「きょうは福祉労働者として参加した」と前置きして、シュプレヒコールをリードした。なお集会では民進・共産の国会議員や各団体からのアピールもあった。そして午後5時からは、雷雨のなか同場所で「安倍内閣退陣を求める8.19国会議員会館前行動」が行われ2400人(主催者発表)が集まった。(M)

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↓集会前に連合本部の「残業代ゼロ容認」に反対してきた全国ユニオン・鈴木剛会長に話を聞いた。この間の状況について「連合本部は首の皮一枚でぎりぎり労働者代表の立場に立った。引き続き現場から安倍『働き方改革』とたたかっていきたい」と語った。(動画参照)


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