戦争する国ゴメンです！～8.15「ふじさわ・不戦の誓い・平和行動」

　8月15日、今年の「ふじさわ・不戦の誓い・平和行動」は「戦争する国ゴメンです！子どもたちの未来のために」を合言葉に、115人の市民と超党派議員が一緒に、2時間に亘って道行く人々に平和をアピールした。あいにくの雨で、例年の北口サンパール広場から藤沢駅南口通路で行われた。

　大人気の「湘南太鼓」が雨のため不参加となり、急遽オープニングを任された「マネキンシスターズ＋ジョニーＨ」がフランスのデモでお馴染みの「オラシャヤーン」を軽快に演奏した後、阿部知子衆議院議員（民進）が「遺族に還らぬ戦争遺骨が海外や沖縄にまだまだたくさんあることを知ってほしい。このようなことを再び未来に残さぬように、不戦を誓い、平和の大切さをアピールしていきましょう」とスピーチした。

　その後、再び登場した「マネキンシスターズ＋ジョニーＨ」は「戦争なくて良かったな」を歌い、「72年間の不戦と平和を感謝しこれからも続けていこう」とアピールした。感動した高齢の女性が近づいて踊りだすというハプニングもあった。

　その後、歌やスピーチの間に、真山勇一参議院議員(民進)、畑野君枝衆議院議員(共産)、神奈川県の民進党・共産党・社民党・自由党・緑の党等の県議会議員・市会議員や代表、市民団体の代表がスピーチした。「コッカイオンドク」では、市民たちが金田法務大臣や安倍晋三総理大臣になりきって、共謀罪審議におけるコントのような国会の質疑の様子を再現した。

　国連欧州本部を訪問する第20代高校生平和大使の神奈川代表の山尾みる(高校１年生)たちは、一万人署名活動とカンパを呼びかけた。かれらは8月20日に出発してジュネーブの国連欧州本部を訪問し署名を届ける予定だ。最後に、平和フェスティバルテーマソング「わたしの大切なもの」を藤沢合唱団とともに全員で歌った。

　神奈川県議会議員(共産)の加藤なを子さんは「このイベントは毎年８月１５日と１２月８日に行われています。イラク戦争(２００１年)の頃、社民党さんの呼びかけで始まったので、もう２０年近く続いてきています。大切な行事なので続けていきたいと思っています」と語った。(ジョニーＨ)

※写真提供KEN

※動画(KEN)2017.8.15 ふじさわ・不戦の誓い・平和行動
https://www.youtube.com/watch?v=lfsQiTuIGK4&t=1188s

※動画(KEN) 「オラシャヤン」マネキンシスターズ＋ジョニーＨ
https://www.youtube.com/watch?v=sN7aLSencgs

※動画(KEN) 「戦争なくて良かったな」マネキンシスターズ＋ジョニーＨ
https://www.youtube.com/watch?v=ChstzI5oVEM&t=35s