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「戦争の危機、何があっても対話で問題解決を!」〜2017ヤスクニキャンドル行動

 8月12日、第12回「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」が東京・YMCAホールで開催された。今回のテーマは「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」だったが、緊迫した国際情勢の中、戦争をめぐる発言が目立った。

 東大教授の高橋哲哉氏(写真上)は「戦争の危機が高まっている。戦端が開けば韓国・北朝鮮に甚大な被害が起きる。安倍はいち早くアメリカに賛同・追随し、米B1爆撃機と空自で共同演習をしているが、これは憲法が禁じる“武力による威嚇”そのものだ。座視するわけにはいかない。戦端を開くことに断固反対の声を上げよう」と呼びかけた。

 キャンドル行動共同代表のソスンさん(写真上)もデモ終了集会で「問題の根底には、日本のアジア侵略戦争とヤスクニ神社につながる歴史が存在している。当面の戦争に反対し何があっても対話で問題解決することを、各方面に全力で訴える必要がある」と強く訴えた。

 キャンドル行動の集会は午後1時半から始まり、最初に原武史・南相九・高橋哲哉の三氏によるシンポジウム「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」が行われた。来年2018年は明治維新150年で天皇の代替わりとも重なってくる。そして安倍がめざす2020年の憲法改正。天皇問題をからめて危険な動きが一気にやってくる。シンポジウムでは、さまざまな角度から問題点が提出された。

 その後集会は、靖国合祀とたたかう遺族のアピール、寿・ソンビョンフィ・イジョンヨルのコンサートと続いた。参加者は約300人。コンサートでは、素晴らしい歌声に手拍子がとんだ。

 午後7時からは恒例のキャンドルデモ。右翼の妨害行為があったが、機動隊の厳重な警備の中、「靖国反対、戦争反対、安倍はやめろ」と元気にコールを上げて靖国神社近くの公園までデモ行進を行った。(M)


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