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「共謀罪はウソのデパート」〜4.21「反原発・反安倍」金曜行動レポート
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「共謀罪はウソのデパート」〜4.21「反原発・反安倍」金曜行動レポート

動画(6分)

 4月21日金曜日、官邸前と国会前で安倍首相への抗議行動がつづいている。官邸前では、佐賀県から2人の県議が駆けつけ、玄海原発再稼働の危機を訴えていた。また福島の双葉町から避難しつづけている亀屋幸子さんは、福島で甲状腺がんが異常に増えていると訴えた。また「甲状腺がん1082件以上すでに手術 安倍さん隠すな」のプラカードを見て驚いた。

 その女性に数字の出所を尋ねると、山本太郎議員が4月14日の国会で追及していたという。調べてみると、山本太郎議員の質問に対して厚労省役人は「9病院で2011年から2015年までの間に甲状腺の悪性腫瘍に分類された傷病につきまして行われた手術件数は、合計1082件でございます」とはっきり答えていた。このことはマスコミではほとんど報道されていないが、この数字の意味は? 事実はどうなのだろうか?
 国会前の南側エリアでは、一時拡声器が故障したのか、手のひらを口にあてて声を張り上げていた。

 北側エリアの「未来のための公共」には弁護士や大学教員、国会議員、学生らがスピーチしていた。その中で憲法学者の小沢隆一さん(写真上)は「共謀罪はウソのデパート」と訴えた。それは9条改憲するためのなのだ、と。

 また主催者側の一人と思われる木下ちがやさんは「あきらめている人が多いが、われわれはあきらめないために来ている」とアピールした。学生たちのコールは「密告すすめる法案いらない」「テロ対策とウソつくな」「盗聴、密告、監視の法案廃棄」など。参加者は主催者発表で500人だった。


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