アベ打倒の「野党共闘」千葉県市民連合が発足〜350人の参加で会場あふれる | |||||||
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アベ打倒の「野党共闘」千葉県市民連合が発足〜350人の参加で会場あふれる 1月29日午後、千葉県弁護士会館は異常な熱気に包まれた。中年以上を中心に、350人の人が次回の選挙に向けて、安倍独裁的政治の終焉を目指し、野党共闘を求めて集まった。まず主催者が発言。「先回の国政選挙から、次回も野党共闘の流れをつくることができると知った。大きな力に立ち向かい、いまの社会、そして続く世代に戦争のない社会をつないでいくために頑張っていこう」と、千葉県市民連合(仮称)発足集会の目的を語った。 <現状分析> トランプの登場その他によって、世界が「アベ化」していると指摘、下手すると、説教が法律になるような「イヤな時代」の本質は、「説明責任の消失とカッコツケの政治」。アベの個人的な資質ばかりでなく、安倍晋太郎以前の「権力で政治を動かすのは、はしたない」という倫理観があったが、その後喪失している。また加えて、戦争への準備、メディアの抑圧を通して、国民の嘘でも感動したい心理、古い道徳の押しつけなどからの価値観の画一化も考えられる。その結果、今や三権分立さえ危ういという政治の危機や人命の軽視、差別の増長、忖度社会という社会の危機が蔓延してしまったと解説。 <選挙に勝利するための攻めどころはどこか> そんな中で安倍の支持者は、経済政策はうまくいっているという言葉にすがり、現状に漠然と期待し、ふわっと支持しているだけだと指摘する。翻って、野党はどうか。 ●憲法・立憲主義回復への思い つづいて元山健さん(龍谷大学名誉教授/写真)と高橋勲さん(千葉県弁護士連合会長)が発言。元山さんは、いま憲法を壊す時代に生きている私たちが、憲法に基づく立憲主義政治とはどういうものか示さなければならない。政治家に憲法を守らせなければならない。国民が監督を怠ると、盗みを働くといわれているから、国民の監視が必要と市民の自覚を促した。 ●各党からの挨拶 民進党の太田かずみさん(衆議院議員):共謀罪に反対していくし、野党共闘で一致していきたい。共産党の斉藤和子さん(衆議院議員):共闘をすすめてきたのは、市民の力と。自由党の平野貞夫さん(千葉県連顧問・元参議院議員):小沢を「隠れ共産党」というが、れっきとした保守本流である。田中角栄は『日本列島改造論』の中で、9条は守らなければならないと書いていると。 市民ネットワーク千葉県の山本友子さん(県議会議員/写真):なぜ11県しかとれなかったかを考えて、次回の選挙に挑む。緑の党の長谷川平和さん(共同代表):自分の名前は、平和がいつか危なくなるかもしれない。その時立ち上がってほしいからと親にもらった名前。それに恥じないよう平和のために闘いたい。新社会党の秋葉栄さん(県本部委員長)からも発言があった。社民党千葉県連合からは小宮清子(代表)さんのメッセージ:市民の共闘が、真に幅広い共闘としてつくられ、広く裾野をひろげていくことが問われていると。 ●発足宣言ほか 発足宣言が読み上げられ、賛同の拍手のなか千葉県市民連合は発足、参加者全員でプラカードを掲げ決意表明とした。その後、各選挙区に分かれ顔合わせと責任者を決めたのち、事務的打ち合わせをそれぞれして流れ解散になった。 Created by staff01. Last modified on 2017-02-02 21:31:50 Copyright: Default |