渡部通信〜安倍首相の真珠湾訪問について | |
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・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、
・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」 の渡部です。 ============================== 12月5日、安倍首相は年末にハワイを訪問し オバマ大統領とともに真珠湾を訪問すると発表した。 これは慰霊のためであり、謝罪は考えていないという。 今年5月、オバマ大統領は安倍首相と一緒に広島を訪問し、 慰霊碑に花束をささげたが、謝罪はしなかった。 しかも、一方ではオバマ政権は核兵器の近代化に巨額の予算を投じ、 安倍政権内からは核武装論まで飛び出している。 そして、10月の国連の「核兵器使用禁止条約」には 両国とも反対した。 彼らの広島訪問の意図は、核廃絶ではなかったことがよくわかる。 今度のハワイ訪問に当たって安倍首相は次のようなことを述べた。 「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという 未来に向けた決意を示したい」 しかし、安倍首相は昨年「戦争法」とも言われる「安保法」 を強行採決、この11月には「駆けつけ警護」の自衛隊を 内戦状態の南スーダンに派遣した。 また、防衛予算を増額し、沖縄県民の民意を踏みにじり、 米軍の新基地建設を強引に進めている。 さらには「平和憲法」をも改悪しようとしている。 こうしたことを考えると、 今回の真珠湾訪問の最大の意図は、 次の点にあるのではないかと思われる。 それは、安倍首相の言う「戦後レジームからの脱却」の一環であり、 戦後両国間のトゲとなった「広島」と「真珠湾」にけりを付けて、 <公然たる日米軍事同盟への第一歩>とすることである。 そして、これこそが安倍首相の言う「未来に向けた決意」の 中身であろう。 だから、 安倍首相の言う「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」 というのは、あくまでも日米間の戦争のことであり、 アジアへの侵略戦争のことや、これからの戦争のことを 言っているわけではない。 むしろ、現在アメリカ主導で続けられている「テロとの戦争」には、 「平和」の名の下に、 武力をもって積極的に参加していくことになるだろう。 すでに新しく米大統領になるトランプは、 「テロとの戦争」で同盟国に米軍の肩代わりをさせることを公言している。 安倍政権はこれと歩調を合わせることになるだろう。 ところで、世界情勢を見ると、 世界的な規模での市場争いが激しくなっており、 それは結局政治・軍事的な争いの激化になっていく。 そうした中で、安倍政権はTPPにこだわっている。 それは、現在ではアジア・南米・オセアニアを含む「環太平洋」地域が 「環大西洋」地域に代わって大きなマーケットになっているからである。 そこでの争い(中国・ロシア・日・米などの)において、 安倍政権はあくまでもアメリカと同盟関係を結ぶことが 有利だと判断しているのである。 かつて、大英帝国が落ち目になってきたときに 日本は日英(軍事)同盟(1902年)を結んだ。 あれから100余り後、今度は、アメリカが落ち目になて来たときに 安倍政権は日米(軍事)同盟を段階を画して強めようとしている。 日英同盟を結んだ2年後、日本は日露戦争起こし(1904〜1905年)、 その後第一次大戦(1914〜1918年)にも参戦することになった。 こうした<公然たる日米軍事同盟> (それは排外的であり、侵略的である)に対し、 かつて日露戦争や第一次大戦に反対した先人たちのように、 私たちも反対の声を上げていく必要があるだろう。 ================== 【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎) ================== 東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし) ================== 対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう! ================== (このメールはご迷惑を承知で多くの方々に発信します。 ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。) *************************************************** 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/ Created by sasaki. Last modified on 2016-12-07 13:25:28 Copyright: Default |