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「週刊金曜日」ニュース:さようならSEALDs
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   <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2016.8.19
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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        ★新刊 「沖縄と差別」
       
    http://www.kinyobi.co.jp/publish/002051.php

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■さようならSEALDs


●激論3時間 民主主義と孤独
対談 全身“革命志向” 原一男×ゆきゆきて、行動 奥田愛基

8月15日、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)が解散した。今後、私たちの
民主主義はどうなるのか。戦後民主主義を心に宿し、現状に絶望するドキュメンタリー監
督・原一男氏と、新しいスタイルのデモをすることで民主主義を“経験”しようと試みた
SEALDsの奥田愛基氏が3時間の激論を交わした。


●対談を終えて原一男は考えた
孫世代の奥田愛基から“爺世代”が受け取った「希望」

奥田愛基との対談を終え、原一男は考えた。奥田の言葉を咀嚼するのに時間がかかったが
、「テロリズム」に訴えるしかないと考えていた絶望の闇は少し晴れた。“過激志向”の
原はいま、何を思うのか。


●特別寄稿 私たちの一歩は未来へとつづく

昨年夏はSEALDs=TOHOKU・TOKAI・KANSAI・RYUKYUも発足された。この一年を経て彼らは
いま何を思うのか。各団体のメンバーに本心を綴ってもらう。

SEALDs TOHOKU:民主主義は止まらない(久道瑛未)
SEALDs TOKAI:市民の力で政治を変える!(岡歩美)
SEALDs KANSAI:自分たちの生活圏で声をあげる(塩田潤)
SEALDs RYUKYU:沖縄から“日本”を問い続ける(元山仁士郎)


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 【2】  編集長後記

  8月15日の「終戦記念日」は、編集部近くにある地下鉄九段下駅が人でごったがえす
。靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑があり、参拝者が訪れるからだ。私は全戦没者を慰霊追
悼する千鳥ヶ淵にお参りすることにしている。ただし沖縄での正式な終戦が9月7日であ
ることを本土の人間は忘れてはいけない。

    さてこの時期になると〈戦争の記憶を語り継ぐ〉という企画が目につく。語り継ぐ意
図は、二度と戦争を起こさないため、平時を維持するため、憲法9条2項を護るためとい
うところだろう。

    しかし経験者の知識を他者が正しく理解することは困難だ。知識の分類方法の一つに
経験による知識=「直接知」と記述による知識=「間接知」という分け方があるが、大戦
の記憶は私にも間接知だ。言葉は曖昧で両者の質の違いは大きい。そのため自衛隊を軍隊
にしたい連中は直接知の不在を攻撃し、間接知の修正も図る。しかし反戦が戦後国際社会
の圧倒的な直接知だったという歴史は、憲法9条の意義を不動のものにしたのだと考えて
いる。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】8月26日(1101)号予告


●特集 アイヌ民族
●先住権を認めない日本政府の新・アイヌ新法
●八十数年ぶりに返還されたアイヌ遺骨 平田剛士/木村聡
●祖父から父、そして息子へ「アイヌ」を引き継ぐ・受け継ぐ
●アイヌ・ツーリズムへの招待
●漫画『ゴールデンカムイ』でアイヌを知る 木村元彦

第2特集
●「相模原障がい者施設殺傷事件」が突きつけるもの
●検証 匿名報道の波紋           粟野仁雄
●「時計の針が何十年も巻き戻される危機感」    ?原和久
●助け合う力、人を信じる社会を衰退させないために 海老原宏美
●相模原殺傷事件と平成ネオ・ナショナリズム
〜陰謀論・スピリチュアリティ・右派思想     中島岳志

【原発事故】●除染・帰還政策にお墨付きを与える「環境放射能除染学会」
〜「環境省には対処能力がないから無理」と黙認?
まさのあつこ

【日米関係】●オバマ大統領の核先制不使用に反対した安倍首相の欺瞞

【防衛】●無力さが証明された「ミサイル防衛」   田岡俊次

【東京都知事】●築地市場移転問題で試される小池都知事の胆力
横田一

【事件】●石巻3人殺傷事件 黙殺された「事実誤認」  片岡 健

【児童虐待】●茨城チルドレンズ・ホームで性虐待  小宮純一

【自民党】●稲田朋美「防衛大臣」の怖さと危うさ  安倍首相の「非常識人事」の極み
  成澤宗男



【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計          落合恵子
●初めて老いった!?    石坂啓
●新・政経外科             佐高信
●メディア一撃     岩本太郎
●俺と写真                 本多勝一
●黒風白雨       宇都宮健児
●新宿2丁目ブルボンヌママの「虹の向こうへ」
●櫂未知子の金曜俳句
●話の特集 矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等、むのたけじ


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★沖縄と差別

著者:佐藤 優 2100円+税 四六判・上製 320頁
ISBNコード:978-4-86572-011-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002051.php

中央政府の鈍感な対応に沖縄の怒りは沸点に近づいている。
いまも沖縄は「戦場」だ!

(主な内容)
●鳩山政権の「県外・国外」移設方針
●「県外」主張する仲井眞知事の再選
●玄葉外相など相次ぐ閣僚の問題発言
●野田政権によるオスプレイ強行配備
●安倍政権の強権と仲井眞知事の転向
●選挙通じた民意を無視する安倍政権
●「オール沖縄」で活動する翁長知事
●翁長知事に対する国の訴訟と和解
●米軍属による女性殺人遺棄事件
●〔対談〕非暴力・不服従を前面に
佐藤優×元山仁士郎(シールズ琉球)



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。



★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層

著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高益のカラクリをあぶり出す
。



★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制

『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★私の1960年代

著者:  山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN:  978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



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 【5】イベントのご案内


★<ベトナムのピエタ>と少女像

─自国の加害にどう向き合うか─
  韓国民衆美術家来日記念

トーク:キム・ソギョン/キム・ウンソン
出演:北原みのり/番園寛也ほか

日時:8月27日(土)18時半(開場18時)
場所:東京・文京区民センター2A会議室
  (地下鉄「春日駅」すぐ・「後楽園駅」5分)
参加費:1000円
問合せ:contact@fightforjustice.info
主催:Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題
   webサイト制作委員会 
協賛:『週刊金曜日』


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