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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2016.7.8
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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      【話題の新刊】★日本会議と神社本庁
       
    http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■子どもの貧困

「保育園落ちた日本死ね!!!」に過剰反応をした安倍晋三首相ら自民党。それは育児負担
を家庭におしつけ、子どもの貧困にも何ら効果のある政策をとってこなかった責任を問わ
れることを恐れたからに違いない。「子ども政策」を争点にした2009年の選挙で大敗した
自民党は、その後、「自民党の目指す子育て支援策」として、幼児教育の無償化や授業料
免除と生活費の給付、無利子奨学金の拡充などを謳う。何が実現しただろうか。自民党政
権に戻り、子どもの貧困率は悪化するばかりだ。このような政治でいいのか。この問題は
参院選の大きな争点の一つだ。


●自民党が切り捨ててきた「貧困問題」こそ争点
参院選は「子どもを守るための選挙」だ!
井戸まさえ


◆広報にかけた2億円を貧困対策に計上したら?
「子どもの未来応援基金」
三宅雪子


●児童養護施設退所後の居場所づくり
NPO法人「学生支援ハウスようこそ」の試み
宮本有紀


●座談会 さいきまこ×竹中勝美×井戸まさえ
自分は関係ないと思っていませんか?
「子どもの貧困」は「社会の貧困」ということ

「子ども世代」が貧しい社会は将来の社会の貧しさを確実に招く。これは子どもの有無を
問わず誰もが関係する重大な問題だ。社会構造的な貧困をなくすための課題と手段につい
て、「子どもと貧困」の問題に詳しい3人が語り合った。


●映画『さとにきたらええやん』監督・重江良樹さんに聞く
誰もが誰かの“さと”になれる


●「子どもの貧困」大綱見直しに向けて何が必要なのか?
貧困の計測と削減目標の設定を
湯澤直美

「子どもの貧困」の改善をめざして定められた子どもの貧困対策推進法及び大綱だが、改
善も必要。施行から5年の見直しに向け、優先的課題は何か。



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 【2】  編集長後記


 今回の参院選は争点隠し選挙とも呼ばれる。自公与党が後出しジャンケンで、野党の政
策を取り入れて一見、争点を無くすからだ。そうすれば有権者が改革を促すために野党に
投票する動機が弱まる。だから安倍首相は改憲や安保法など民共と対立する問題の争点化
を避け、改憲について遊説では一切に口にしないという。

 本欄でたびたび繰り返すが、そもそも自民の「保守」は、ある一時代(妄想上の)の体
制を護るための反動「保守」だ。その一時代は復古的イデオロギーの時代であり、経済面
では大企業を護る「保守」だ。それは立党以来変わらないが、労働法制が改悪され、政府
が企業にさせてきた労働者への再分配が崩壊しつつあり、労働者が大企業や政府からも見
捨てられつつある中でより顕在化してきた。

 余波は企業労働者の家族にも及び、「子どもの貧困」「一億総下流」という言葉まで出
ている。庶民の暮らしに対策しないと不満が広がるのは当たり前だ。しかしそれを渋り続
ける自民政治の「貧困さ」が、「イヤな感じ」だ。

(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】7月15日(1096)号予告


●特集 呪われた東京五輪

●日本スポーツ界に居座る森喜朗元首相は引退せよ
●田中英壽JOC副会長周辺にくすぶる強面情報
●トライアスロンで五輪銀メダリストとJOC理事が不可解運営
●暗躍して消えた謎の“電通社員”?
●五輪観光対応で羽田便激増、都心超低空飛行で住民訴訟は必至
●カジノ解禁めざす安倍バブリー政権 戦争国家の次はギャンブル国家か


そのほか
【どうなるニッポン!】●2016参院選結果が判明! 本誌編集委員はどう読み解くか こ
れからの日本は、そして世界は…… 
 雨宮処凛 石坂啓 落合恵子 佐高信 田中優子 中島岳志 本多勝一

【現地ルポ】●スペイン統一地方選挙 ポデモスの躍進から1年 左右の既存政党と闘う
市民政党      文=工藤律子 写真=篠田有史

【国防】●加害性と被害性を受難する”東洋のガラパゴス”の現在  国策の軍事強化に
揺れる奄美   猪股哲

【裁判】●沖縄では「公平な裁判」を受けられない!? 裁判員裁判で元海兵が管轄移転求
める


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計          北村肇
●世界一下世話なラブレター 佃野デボラ
●コント工場の有機物    かわら長介
●自由と創造のためのレッスン  廣瀬純
●新・買ってはいけない    渡辺雄二 
●話の特集 矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等、むのたけじ


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。



★セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層

著者:渡辺仁 1400円+税 四六判・並製 192頁
ISBNコード:9784-86572-009-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001986.php

セブン-イレブン追求第三弾、
グループ10兆円企業の内幕を暴く!

産業界を揺るがした鈴木敏文・セブン-イレブン会長の電撃辞任。それをいち早くキャッ
チしていた一人のジャーナリストがいた──。
マスコミ最大のタブーを追及しつづけたジャーナリストは本年2月に急死。彼の遺稿をも
とに、鈴木会長辞任の裏側で何が起きていたのか、セブン最高益のカラクリをあぶり出す
。



★テレビ現場からの告発!
安倍政治と言論統制

『週刊金曜日』編 1300円+税 四六判・並製 208頁
ISBNコード:978-4-86572-008-2
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001947.php

一体、いまテレビ局の現場で何が起きているのか──
現在、週刊誌などがさまざまに報じているが、伝聞が多く、事実のあいまいな記事が目立
つ。
本書は現役テレビ局員として活躍している人々が、安倍政権のやり口やテレビ局の自主規
制を
匿名ながらも「ばれたらクビ」の覚悟で告発する。

【主な内容】
○はじめに
○内部告発!
止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊 「NHKを憂う有志の会」
○テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信
○海外記者は見た!弱腰な日本メディア マイケル・ペン
○現役テレビ局社員匿名座談会 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の舞
台裏
○一線を越えた安倍政権のメディアコントロール 岩崎貞明
○偏らない意見って何? 今、ジャーナリストに求められるもの 対談 池上彰×佐高信
資料1 放送法とは  資料2 自民党からテレビ局への文書  資料3 BPOの意見書
資料4 図解 特定メディアを「攻撃」する団体の相関図
資料5 安倍首相とマスコミ関係者との会食・懇談会等



★「戦後」の墓碑銘

著者: 白井聡 1400円+税、四六並製 296頁
ISBN:978-4-86572-005-1
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001805.php

「戦後」の断末魔=安倍政権を歴史の屑籠に叩き込め!

「永続敗戦レジーム」という構造を歴史的、社会的、精神的に暴露し、生起しつつある新
たな民主主義革命のヴィジョンを示す必読のテキスト。

「追い詰められているのは、われわれの方ではない。奴らの方が追い詰められているので
ある。ゆえに、問題はいまや奴らに勝てるかどうかではない。すでに勝利は確定している
。真の問題は、この勝利からどれだけ多くのものを引き出せるのか、ということにほかな
らない」(政治学者)白井聡



★私の1960年代

著者:  山本義隆 2100円+税、四六並製・368頁
ISBN:  978-4-86572-004-4
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001792.php

元東大全共闘代表が、これまで一切語ることのなかった「安田講堂占拠事件」「ベトナム
反戦運動」そして「原発問題」等々、平和への思いを綴る歴史的書物!

「回顧談のようなものを公にする気にはこれまでなかなかなれなかったのですが、196
0年の安保闘争からの歩みと経験を活字にすることは、今の時代に合って、それなりに意
味があるのではないかと、自分に言い聞かせて承諾しました。」
2015年安保闘争の渦中で──
元東大全共闘代表 山本義隆



┃Kindle版┃卵巣がんになりました

瀬下美和:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001978.php

2012年、ある日突然襲った激しい腹痛。
紆余曲折を経て下された病名は「卵巣がん」と「子宮体がん」の併発。
子宮と卵巣の摘出手術を受け、抗がん剤治療が始まりました。
抗がん剤の副作用に悩まされながらも2013年7月にがん治療は終了。
それから3年ちょっと、今ではフルマラソンを完走するまでに回復しました。
どんな治療を受けたのか、いくらかかったのか、治療中にどんなことを感じたのか、がん
サバイバーだからこそ語れる体験の数々を、赤裸々に明かします。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


┃Kindle版┃もてあそばれる「真実」 佐村河内事件と音楽界

野口剛夫:著 Kindle 購入価格:756円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001985.php

「全聾の現代のベートーヴェン」として人気の絶頂を目掛けて登り続けていた佐村河内守
の作品を、実は約18年にわたって新垣隆が書いていたということが明るみに出た「佐村河
内事件」。この前代未聞の事件が発覚したのは2014年2月のことである。

 だが、報道や出版など各メディアの対応は、掛け声だけの検証や紋切り型の反省、謝罪
になっているのではないか。種類も数もとても豊富に見えるメディアが、実は真相を報道
せず、団結して自らの利益になる情報のみを執拗に繰り返すだけの機関になりつつある恐
れを感じる。何かがおかしくなっている。私たちの中にあるはずの大事なものが崩壊しつ
つあるのではないか。新垣隆ら事件の当事者、また作曲家や評論家など、この事件と関わ
った音楽の専門家の発言を中心に検証を行なった。


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 【5】イベントのご案内


★第12回「金曜日文庫」 沖縄のうねり


日時:2016年7月22日(金)開場18時、18時30分〜20時
場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:元山仁士郎さん(SEALDs RYUKYU)、佐高信(評論家)

参加費:1000円(1ドリンク付)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522
※申し込み件名に必ず「金曜日文庫12回目申し込み」とご明記ください。



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