オルタキャンパス「OPEN」連続講座 〈ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識 〉を開催 | |||||||
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投稿者: ピープルズ・プラン研究所 オルタキャンパス「OPEN」連続講座 〈ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識〉 第1回:ドイツの敗戦――追放と引揚げ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「本土決戦」を沖縄だけに担わせた日本とは対照的に、ドイツは国内まで戦線を後退さ せることを余儀なくされ、連合軍による進撃と全土制圧で敗戦を迎えた。だが、日本人が 体験した「引揚げ」は、ドイツの敗戦にとってもまた、最大の悲惨体験の一つだった。加 害責任を被害体験が覆い隠した事実がここにもあった。では、誰が、なぜ、どこからの「 引揚げ」を体験しなければならなかったのか?――ナチス時代と戦後ドイツとを結ぶ歴史 の結節点に着目し、ドイツ民衆にとっての「戦後の始まり」を再構成してみたい。 ■日時:2016年5月13日(金)18時30分開場、19時〜 ■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室 以下、講座趣旨と全日程 【ファシズム国敗戦後史70年という視座で!】 敗戦70年の去年は、「ナチスの手口をまねる」と公言した副首相をかかえた安倍政権の 、反対意見などまったく無視した詭弁まみれの今に続く暴政が、全面化した年であった。 必然的にいくつもの課題から安倍政権にあらがう運動の中に、戦後日本においても政治悪 の象徴的存在とされてきたナチズム〈ヒトラー〉の政治と安倍政治をアナロジーとして批 判する言葉があふれた。このいわば当然の運動プロセス。しかし、ナチスとファシズム同 盟国であった天皇制帝国後の日本の現在の天皇主義安倍政権を批判するのに、なぜ〈ヒト ラー〉だけが浮上するのか。この点がどうしても気になった。そこには今の民主主義運動 の大きな盲点があるのでは。 やはり、長い分断をへて統一されたナチズム後のドイツの戦後史と、天皇制ファシズム 後の日本の戦後史を正面から比較する作業を通して、この問題点を考えてみたい。この間 、ドイツの民衆の自発性をこそくみあげ力にし、ナチズムが成長した過程を緻密に論証し つつ、鋭い安倍政治批判の言葉を投げ続けてきた池田浩士さんに、ファシズム後のドイツ の戦後史を正面から論じていただく連続講座。それはドイツの戦後史を通して、日本の戦 後史を(ファシズム敗戦後史の共通性をふまえて)考えようという、モチーフから生まれ た。 (講座責任担当・天野恵一) 第1回 ドイツの敗戦――追放と引揚げ ◆日時:2016年5月13日(金)19時〜 第2回 ニュルンベルク裁判と「戦後補償」 ◆日時:2016年7月15日(金)19時〜 第3回 「東西冷戦」と「奇跡の経済復興」 ◆日時:2016年9月16日(金)19時〜 第4回 ドイツ民主共和国の政治・社会・文化 ◆日時:2016年11月18日(金)19時〜 第5回 新左翼と「テロリスト」たちの反体制闘争 ◆日時:2017年1月20日(金)19時〜 第6回 エコロジー、ネオ・ナチ、反原発――alternativeの軌跡 ◆日時:2017年3月17日(金)19時〜 第7回 歴史認識の虚構と現実 ◆日時:2017年5月19日(金)19時〜 ◎参加費 全7回通し券 7000円 一回券 1500円(PP研会員1200円) ※申込みは下記へお問い合わせください。 ◎連絡・申込先 一般社団法人ピープルズ・プラン研究所 【住所】 〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F 【電話&Fax】 Tel:03-6424-5748 Fax:03-6424-5749 【E-mail】 ppsg@jca.apc.org Created by staff01. Last modified on 2016-04-11 14:35:12 Copyright: Default |