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まかりとおる違法な「どれい労働」〜森永乳業下請ドライバーがストに決起!

動画(5分44秒)

 森永乳業東京工場の下請会社「多摩ミルクグループ」の配送ドライバーたち(東京東部労組多摩ミルク支部)が、12月22日、72時間ストライキに立ち上がった。クリスマスの繁忙期で職場は混乱したが、労働者が置かれた「どれい労働」の実態はそれどころではなかった。

 ストライキ決行者がマイクを握る(写真下)。「20年働いたがボーナスをもらった記憶がない。アルバイトの娘でさえ寸志として8千円出たのに、私が一度もらった寸志は2千円だった。ふざけるな!経営者を許せない」。

 「組合差別がひどい。もう我慢の限界」。怒りのアピールが10人以上、続いた。会社は「固定残業制」をとっていて、残業代込みとして給料を払い残業をやらせ放題にしている。このため給料が25万円(基本給15万、残業見合い10万)で、残業時間が206時間に達した人もいる。「違法な固定残業代廃止」はストライキのメイン要求だった。

 通行人からも注目を浴びた。近所に住む年輩の男性は「ストライキはめずらしいので驚いた。これをやらないから労働条件がメチャクチャになっている。応援したい」とエールを送っていた。

 多摩ミルク支部のストライキアピール行動は、23日、24日と続く。東部労組は支援を呼びかけている。(M)

東部労組の報告と呼びかけ

↓ドライバー残業問題に取り組むプレカリアートユニオンも応援に駆け付けた


Created by staff01. Last modified on 2016-12-22 19:14:00 Copyright: Default

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