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写真報告 : レイバーネットTV第110号 特集「行っちゃだめ!南スーダン〜元自衛官は訴える」

アーカイブ録画(69分)

 戦争法の発動が現実のものとなってきた。安倍政権は、南スーダンにPKO派遣している陸上自衛隊に「駆けつけ警護」「共同防衛」の新たな任務を付与する。15日にも閣議決定し、そ の最初の部隊「陸自第5普通科連隊」が、11月20日に青森空港から南スーダンに向けて出発しようとしている。首都ジュバの戦闘 が激化する中、11月2日にケニアはPKO撤退を決めたばかりだが、日本は「行け行けドンドン」である。南スーダンはいまどうなっているのか。自衛隊は「新任務」で「殺し殺される」世界に突入してしまうのか。一人ひとりの自衛官の思いはどうなのか? 私たちに何ができるのか? 11月9日のレイバーネットTVは、東京スタジオを姫路スタジオをつないで、現場を知る元自衛官、井筒高雄さん(元陸自レンジャー隊員/写真中央)、泥憲和さん(元陸自防空ミサイル部隊)に大いに語ってもらった。


 *左は初キャスターの見雪恵美さん

 話は生々しかった。マスコミで知ることのできない軍事現場の実状が伝わってきた。井筒さん「PKOはいまや交戦主体になっている。確実に死にます。今回は自衛隊の実戦デビューで、今後もっと深入りしていく」と。泥さんも「駆け付け警備」の実態を語り、「危ない自衛官がかわいそう。一度も現場のことが語られることなく、自衛官を送り込む不条理を許せない」と安倍政権を批判した。「南スーダン派遣」で日本国憲法の形骸化が一気にすすみそう。「なにか止める方法はないか?」の質問に、井筒さんは「きたる選挙で自公を落とすしかない」と明快に答えた。なお、井筒さんは『デイズジャパン』12月号でより詳しい内容を発表する予定。

↓スカイプで姫路から出演した泥憲和さん

↓ジョニーHは稲田防衛大臣を風刺した歌「スーダンには長くいられない」をうたった。動画(2分42秒)

↓乱鬼龍のきょうの1句

↓テレビ画面は姫路スタジオのコーディネーター、田中昭さん

↓12月19日はレイバーフェスタ、みんな集まろう

↓出演者記念撮影

*写真=小林未来


Created by staff01. Last modified on 2016-11-11 00:18:08 Copyright: Default

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