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雨の中 9500人が集う〜「さようなら原発 さようなら戦争大集会」

    木下昌明

 *写真提供=ムキンポさん

 9月22日(秋分の日)、「東京新聞」朝刊一面に「もんじゅ廃炉へ」の大見出しが・・。朝から激しい雨がふりつづくなか、東京・渋谷で「さようなら原発 さようなら戦争大集会」が行われた。

 原宿通りは若い人でにぎわっていた。歩道橋を渡ると今度は中高年の人々の波。前を行く中年の男性が「娘をさそったら『デモっておじいちゃんおばあちゃんがやるもんじゃない』といわれた」と話す声。

 代々木公園の会場は色とりどりの傘の花の山だ。最初に澤地久枝がフクシマの現状の悲惨を訴え、女優の木内みどりがキューバ革命の時に200万人集まった広場をみてきた話をし、詩人のアーサー・ビナードが、フクシマの凍土壁をつくったが役に立たずで「とうどのつまり」になったと笑わせた。

 さらに福島から「ひだんれん」の武藤類子さんら大勢の人が駆けつけて壇上にならび、福井からの人は「もんじゅ」の廃止に向けての喜びを話し、その歴史の推移を語り、沖縄から来た人は現地のたたかいを報告した。

 集会が終わることになってようやく雨がやんだ。その中で参加者は一斉に「許せない原発再稼働」「奪うな!原発事故被災者の住い」のプラカードを掲げ、司会の菱山南帆子さんの音頭でシュプレヒコールをくり返した。(NHKは聴こえたかな?)。最後は「雨でデモは中止になったが、そのエネルギーを次の集会にたくわえてがんばりましょう」の鎌田慧のスピーチでしめくくった。参加者は9500人だった。すごい!


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