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「とてもハッピーです」〜シャンティ従業員の雇用継続が実現!
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「とてもハッピーです」〜シャンティ従業員の雇用継続が実現!

 「とてもハッピーです。これから仕事がんばります」。8月12日、雇用契約書にサインをしたシャンティのインド・バングラの従業員たち。ニコニコしながら片言の日本語で語っていた。6月20日の「賃金未払い・倒産解雇」からじつに約2カ月、お店に泊まり込んでたたかってきた従業員が手にした「最初の勝利」だった。


 *「労働契約書」にサイン

 新会社名は「シャンティジャパン株式会社」で、希望者全員が月20万円で雇用され「寮」に住めることになった。解雇された15名中この日サインしたのは10名で、あと1名増える可能性がある。ほかの4名は本人の希望で他の道を選んだ。


 *指宿弁護士(左)

 新会社をつくったのは40代の若手経営者。シャンティの問題を報道で知り「自分にできることはないか」と支援に乗り出した。しかし実現には紆余曲折があった。難航した交渉をまとめてきたのがシャンティ労組顧問・指宿弁護士だった。指宿さんはこの日、ホッとした表情で「感無量です」と語っていた。


 *「雇用契約」が行われたシャンティ駒込本店

 新会社は8月15日にスタートし、営業再開に向けて準備がはじまる。シャンティ労組の従業員たちは、当面の「仕事と住居」を確保した。しかし、「旧シャンティ」の賃金未払いの回収はまだ進んでいない。現在、裁判所の管理下で破産手続きが進行中であり、10月には債権者集会もある。シャンティ従業員のたたかいは続く。(M)

シャンティ労組のツイッター情報


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