本文の先頭へ
LNJ Logo 写真速報 : 「正義がほしい!」〜シャンティユニオンは倒産攻撃にまけない
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0705shanti
Status: published
View


「正義がほしい!」〜シャンティユニオンは倒産攻撃にまけない

動画(3分半)ツイッター最新情報(@support4shanti)

 7月5日午前10時、シャンティユニオンのバナーが「霞ヶ関」に登場した。ラゲラホとはヒンディー語で「一緒にがんばろう」の意味。そして「We Want Justice」とある。賃金未払いのまま倒産攻撃を受けたかれらの一番の願いは「正義がほしい」だった。すでに破産手続きが進んでいるが、この日は吉益管財人に対する「解任申立」を東京地裁に行なった。理由は、6月30日池袋店の店舗明け渡しの際に、吉益管財人が「店舗内の物品を持ちだしたら刑事事件にする」と発言し組合員の心情を大きく害したことだった。こうした会社寄りの管財人に任せられないと、この日の「解任申立」になった。


 *申立後の路上会見

 現在、インドカレー店「シャンティ」は大塚・巣鴨・駒込など4店舗が残っており、組合が自主管理している。保健所の許可が得られれば、営業も再開する予定だ。また店舗を買い取ってかれらを雇ってくれる経営者を探している。国の「未払賃金立替払制度」(6カ月分80%)の申請も進めているが時間がかかる。いまの生活費に困っているかれらは、管財人に対して労働債権の仮払いや失業保険の適用など、あらゆる方途をさぐっている。

 しかしそんななか、6月30日付けで「14日以内の店舗明け渡し」を求めるFAXが管財人から組合に送られてきた。「応じない場合は刑事を含む法的手続きをとる」と添えられていた。「シャンティの児玉社長は、約6200万円の未払い賃金を踏み倒して逃げ切るのか」。組合員の怒りは大きい。

 申立後の路上インタビューで、ジョシ委員長(写真上)は「お金も行く場所もない。日本政府にも助けてほしい」と訴えていた。この日、シャンティユニオンのメンバー15人はお店から全員集合。厳しい表情ながらも元気いっぱいに声をあげていた。たたかいは続く。(M)

↓かれらの願いは「新経営者のもとでお店再開」


Created by staff01. Last modified on 2016-07-05 18:14:23 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について