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「あなたと私の家族はちがうのか!」〜シャンティ児玉社長に怒りぶつける

動画(5分20秒 改訂版)

 15人の外国人従業員が「解雇・追い出し」の危機にあるインドカレー店「シャンティ」。6月27日夜、児玉政之社長(写真)が「破産管財人」と共についに姿をあらわした。南大塚店は、TBS・日テレ・フジ・NHK・朝日・毎日・週金などメディア取材陣でごった返した。


 *左=ジョシ「シャンティユニオン」委員長・指宿弁護士、右=児玉社長と弁護士

 この日わかったことは、会社および社長個人の「破産」が裁判所で24日に認定され、会社の権限は破産管財人(吉益弁護士)の手に移ったことだった。児玉社長は「お騒がせして申し訳ない」「私の無知ナアナアのせいだった」などと述べたが、誠意を感じるものではなかった。そして児玉社長が「従業員を家族のように思ってきた。いまもその思いだ」と述べると、インド・バングラデシュの人たちの怒りが爆発した。

 「私たちを家族と思っているのなら、なぜ私たちの給料のことを考えてくれないのか。社長の奥さんと子どもはご飯を食べている。私たちのインドの家族はいまご飯を食べられない。あなたの家族と私の家族はちがうのか!」と。社長の口先だけの「謝罪」をかれらは許さなかった。

 シャンティ争議は、「破産」が確定したことで「管財人」が交渉相手になり新たな段階を迎えた。労働者側は労基署の「賃金立替払い制度」(半年分80%)を活用すること、店の営業継続の可能性の追求、その他あらゆる方策を検討していく。シャンティユニオンのジョシ委員長(写真上)は、「私たちはホームレス状態。15人の未払い賃金6296万円を払ってもらわなければ、ここから出られない」と強い決意を語った。(M)

↓仕入れ業者(左)も児玉社長に「支払い」を求めて詰め寄っていた

↓交渉のあと「シャンティユニオン」がミーティング


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