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神奈川シティユニオン村山委員長が韓国人権賞〜移住労働者支援が評価される

    尾澤邦子

 神奈川シティユニオンの村山敏委員長(写真)が、2015年大韓民国人権賞を受賞し、そのお祝いが4月9日、神奈川労働プラザで行われました。約150名がお祝いにかけつけました。

 韓国の国家人権委員会は、社会の人権向上のために活動してきた人権団体および個人をたたえ、世界人権デーの12月10日に毎年「大韓民国人権賞」を授与しており、2015年、村山委員長が外国人で初めて受賞しました。神奈川シティユニオンでの長年にわたる移住労働者支援の活動が評価されました。

 祝う会の呼びかけ人を代表してあいさつした中小労組政策ネットワークの平賀雄次郎さんは「韓国は、命をかけた民主化闘争をやってきた。その国から神奈川シティユニオンが人権賞を受賞したことは大きな意義がある」と話しました。

 神奈川シティユニオンでスタッフ経験をし、現在韓国のプサンで活動しているイ・ヘジンさんから受賞の経過報告がありました。ヘジンさんは「国家人権委員会から出された公募を見て、村山さんを推薦した。外国人労働者の人権を守り、団体交渉を行い、最も苦しんでいる人たちを助けてきた。人権を問うことに国籍は関係ない。これからもがんばってほしい」と話しました。

 ラテンアメリカ労働者の歌やマジック、移住者と連帯する全国ネットワークからのお祝いの言葉や歌、神奈川の労働組合の仲間たちからのお祝いの言葉や花束贈呈などがありました。

 お礼に立った村山さんは「数えたら2,000人を超える韓国人労働者が神奈川シティユニオンに加入していた。そのほとんどがオーバーステイ(超過滞在)だった。オーバーステイの労働者の人権を守る活動が評価された。これからも移住労働者の自立と人権のために活動していく」と話しました。


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