乙武スキャンダル 研修すべきは教育委員!〜「君が代」再発防止研修に60人が抗議 | |
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乙武スキャンダル 研修すべきは教育委員!〜「君が代」再発防止研修に60人が抗議渡部秀清 4月5日東京で、卒業式での「君が代」不起立・被処分者に対する再発防止研修がありました。3人のうち1人は退職されましたので、対象は2人でした。石神井特別支援学校の田中聡史さん(まだ処分は出ていません)も、抗議・支援行動(60人参加)に来てくれました。さらに遠く千葉市から、現職中に倒れ、その後車椅子に乗りながら教壇に復帰し、この3月で定年を迎えたKoさんも駆けつけてくれました。Koさんは知り合いの方々に声を掛けられていました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その後2人が研修センターに入っていった後も、シュプレヒコールや発言が相次ぎました。その中で、「授業をしていたのに処分」裁判を闘い勝訴した福嶋さんは次のように述べました。 <都教委はこのところの裁判で12連敗だ。いくつもの処分が取り消されている。しかし、「処分」はマスコミに出るが、取り消しは「本人への通知」、「取り消しの理由」などを出すべきだがそれを全くしていない。無責任である。処分だけが知らされている。また、取り消されたら、強制(再発防止)研修をやった都教委の責任はどうなるのか。研修で生徒にも不利益を与えている。責任者は処分を受けるべきではないか。本来、教育委員会は条件整備が仕事ではないか。いつから、管理・統制機関になったのか。本来の仕事に戻って下さい。> また、4次訴訟裁判のKaさんは次のようなことを述べていました。 <2人の事情聴取の支援に言った。その時の都教委職員の態度が悪い。名札を付けているのにも関わらずそれを隠す。自分たちが悪いことをしていると思っているからだろう。そして弁護士の立ち合いも認めない。「そういうことになっている」というが、そんな決まりは勝手に作ったものだ。これでは「ブラック官庁」、「悪徳官庁」だ。乙武に関して言えば、処分を出した人がそういうことをしている。全体に許すことはできない。乙武を任命した責任もある。都教委は水に落ちた。打つしかない。> さらに、山谷から7人で支援に駆けつけてくれた日雇い労働者は 次のように述べました。 <卒業式のビラまきをやった。今年は9割近くの人が受け取った。戦争法制定で、安倍政権に対する危機感の結果ではないか。山谷では福祉センター排除の動きがある。2020年オリンピックに向けて「金儲けの街」にする動きだ。日雇いの人が働きたいと言っても、野宿(住所不定)だなどと難癖つけて追い払う。> 私も発言の機会が与えられたので、昨年イギリスで発行された『共和か死か!〜世界国歌の旅』の原本と日本語訳パンフを研修所の職員に見せ、そこには「いかに都教委がおかしなことをやっているかが書いてある」と紹介しました。(写真上) 昼過ぎ「再発防止研修」を終えて出てきたKwさんは、次のように述べました。 <今回で3度目だが、何回目でも不愉快だ。周りには監視が沢山いるし、トイレにもついてくるし、まるで囚人のようだ。ただ、今回は録音が可になった。これは闘いの成果だ。研修は事務的に進められ、雰囲気は緩やかになった。> なお、悪い冗談としか言いようがありませんが、研修所には屋上から、『教師が伸びる 生徒が伸びる』という大きな垂れ幕が掛かっており、また研修所の入り口付近には「敷地内立入禁止 立ち入った場合は、警察に連絡します」という立て看板が立ててありました。まさに、まるでどこかの「強制収容所」です。 *写真=佐藤茂美 Created by staff01. Last modified on 2016-04-06 18:09:04 Copyright: Default |