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LNJ Logo 多くの人に知ってほしい日立就職差別裁判(土田久美子)
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<『アリラン通信』(文化センターアリラン)54号で、「原発メーカー訴訟の会」朴鐘
碩事務局長が紹介されています。以下、トルコ在住の原告・土田久美子さんからのコメン
トです。>


「原発メーカー訴訟の会」現事務局長の朴鐘碩さんと前事務局長の崔 勝久さん(写真)が、47
年前、日立製作所の解雇による裁判闘争に勝利を勝ち取った人物であることを昨年、知っ
た。日立のまる秘・事項の中に、(当時・・・創価学会の会員、在日、障がい者)のグル
ープの人々を日立は、過去には、採用しなかったのである。

このグループの人々の中には、今もそのことを知る人は少ないと思う。なぜなら、私は、
朴さんの<日立就職差別裁判>の事を知ってから、創価学会の人に会うたびに、このこと
を訪ねてみると多くの人が知らないという。日立就職差別裁判の事を、もっと多くの人に
伝え、更に、原発メーカー訴訟裁判の勝利に結びつけていきたいと思う。

国籍が違っても、人類が生きるために、安全と平和の為に、原発反対の活動する二人の真
摯な態度、更に、朴さんは、一昨年日立を退職し、今でも嘱託社員として日立で働き、経
営者に原発輸出をしないように呼びかけている。日立の関係会社とその家族を含めると日
本の全人口の1%にもなる巨大企業の中で、原発反対を掲げる、おそらく唯一の人物だと
・・・。

昨年のゴールデンウイーク、私は、福島原発事故の地域・南相馬へ行き、ボランテイア活
動を2週間行った。原町のカリタスに滞在し、そこで、東芝に現在勤務している男性と話
をした。彼の方から、東芝の社員だと言って、私に話し始めた。二人の子供が大学に行っ
ているため、大きな声で、原発反対と言えない・・・。しかし、彼は言っていた・・。原
発反対を表立って言えないけど…しかし、心の中で叫んでいると・・。原発は絶対いけな
いと・・。

 一人の女子大学生が私に話しかけてきた・・。彼女は親に内緒で、ボランテイアに来た
と・・。親が、原発関係の企業に勤めていると・・・。それぞれの立場で、皆、悩んでい
るのは確か・・。そんなとき、朴さんのように、大企業の中で一人「原発はいらない」と
叫びながらも、嘱託社員として働く強さと勇気を私は朴さんから学んだ。
私は、一昨年、ある国際会議で、日立グループ企業の一つ、地雷除去機を作る会社である
。山梨にある、日立・山梨製作所を紹介した。更に、一人で、この会社へ訪問し、雨宮社
長、社員の方々にも、お会いした・・。このような素晴らしい機会を制作している会社が
、日立グループの中にあることも知った。

しかし、残念ながら、原発を制作し、販売していることも確かである。私は、大企業の両
面を見る思いがした。原発は儲かると聞いている。しかし、大企業の日立は今、人類を破
滅させる、この原発を制作・販売しければ、会社が成り立たないのだろうか?。或は、国
から強制されているのか?。或は他のある国から強く要請され、製作、販売しなければい
けないのか改めて、私は思う。原発メーカーは、ただ利益優先だけで、このままやってい
けばいいのだろうか?。企業も、経営者も、社員も、株主も、このまま、原発を作り販売
していいのだろうか・・・?。この現状を是非、改革へ持って行って欲しい。

原発メーカー(日立、東芝、三菱、GE,etc......)の企業のあるべき精神を再度見直して
ほしい。更に、株主総会では、この議題はどうなっているのだろうか?。まず、原発は、
人類にとってプラスなのだろうか?。一旦、事故が起きた時、企業の責任がどこまである
のだろうか?。国の責任は?。現在の福島はどうなっているのだろうか?。

最近、名前はリーダーというけれど、責任の無い経営者や政治家、責任のない社員、責
任のなすりやいのような人々が特に目立つようになってきている。それでしか、この日本
で生きていけないのだろうか?。

土田久美子(トルコ在住「原発メーカー訴訟」原告)

【オクロス】http://oklos-che.blogspot.jp/2015/06/blog-post_10.html
【文化センターアリラン】http://www.arirang.or.jp/

【代理投稿】佐藤和之(佼成学園教職員組合)

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