首都圏青年ユニオン : 「江戸川自然 動物園不当配転事件」で高裁勝訴判決 | |
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首都圏青年ユニオンの山田です。 昨日、首都圏青年ユニオン上部団体の東京公務公共一般労働組合が支援する「江戸川自然 動物園不当配転事件」の高裁判決がありました。 事案の概要 本件は、公益財団法人えどがわ環境財団が運営する江戸川区立自然動物園においてパワ ハラ等の問題を起こしていた動物飼育員を財団に告発し、東京公務公共一般労働組合に加 入した動物飼育員の組合員のうち、平成24年4月1日付配転命令により、組合の分会長であ る1名が事務職(みどりの推進係)に、組合の副分会長である1名が別の動物施設(篠崎ポ ニーランド)にそれぞれ配転された事件です。 組合は組合員の配転問題やパワハラその他の問題について財団と団体交渉を行いました が、財団は本件配転命令を撤回しないばかりか、本件配転の業務上の必要性すら何ら具体 的に説明しませんでした。 これまで労働委員会、地裁と原職復帰の救済命令や配転無効の判決出ていましたが、昨 日の高裁判決概要では、 1、配転の必要性はなかったと改めてみとめ、更に財団には「組合の活動を妨げ、弱体化 を狙った」、不当な動機があったと認定。 2、配転命令があったのは、3月10日と認定。2月20日の組合結成以後に命令があったと確 定したことから、組合結成を敵視した不当労働行為であった。 3、配転理由についても、財団は「人間関係の悪化」を理由にしているが、悪化は認めら れない。よって配転命令は違法。 といった判決が出されました。 Webでの報道もされています。 早く動物園に戻りたい――不本意な「異動」命じられた動物飼育員、運営団体に「勝訴」 |弁護士ドットコムニュース http://www.bengo4.com/topics/2863/ #bengo4topics Created by staff01. Last modified on 2015-03-26 14:58:15 Copyright: Default |