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報告:戦時下の少女の物語−日本軍『慰安婦』パネル&DVD上映会

1月30日と31日、川崎市の中原市民館において、「戦時下の少女の物語−日本軍『慰安婦』パネル&DVD上映会」が開催されました。主催は「川崎から日本軍『慰安婦』の解決を求める市民の会」で、今回のイベントは年に一度、地元NPO・NGOが集う「市民活動フェア」に合わせて企画されました。したがって、第一日目は独自プレ企画として、第二日目は「市民活動フェア」参加企画として実施。ブースに立ち寄って下さった方は数えきれませんが、パネルを見学しDVD上映に足を運んでくれた方だけで、約100名を越えました。

パネル展示は、「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」の呼びかけに応え、WAM(女たちの戦争と平和資料館)制作の「中学生のための『慰安婦』展パネル」の貸し出しを受けて実現。大人の目線で見ても質が高く、なおかつ分かりやすいと好評でした。加えて、川崎の姉妹都市である韓国・プチョン市の被害者の証言パネルを作成して展示。こちらも、食い入るように見ている方が、少なくありませんでした。

DVD上映は、「日本軍『慰安婦』被害者―少女の物語」という十数分の3Dアニメで、ソウル「戦争と女性の人権博物館」で上映されているものに日本語字幕を付けたもの。日本人に抵抗した罪で投獄された父の身代わりに日本へ働きに出るつもりだった少女は、だまされて日本軍「慰安婦」としてインドネシアのジャワ島へ連行される、という実話にもとづく物語です。随所に証言者の肉声が入り、とても説得力のあるものでした。

ブースでの宣伝は、来場者に私たちの活動を知ってもらうと同時に、他の平和団体・人権団体とも交流できて、楽しく有意義でした。また、川崎でも「ヘイト・スピーチ」を叫ぶデモが出現していますが、両日とも多くの方の協力があり、大きな混乱はなくイベントは成功裏に終了しました。大勢の来場者・協力者の方々に、心から感謝いたします。

さて、2014年8月の「慰安婦」問題に関する『朝日新聞』の訂正記事以降、それを悪用した「慰安婦」否定の動きが、川崎でも台頭してきています。川崎市議会では、「日本会議」議員が「慰安婦」否定の陳情を採択しようとし、また高校歴史教科書の採択においても、市教委が教育現場の意向を無視して介入し始めています。さらに今後、安倍首相の「戦後70年談話」をめぐる問題も、目を離せません。私たちは全国の仲間とも連帯しながら、歴史の偽造・捏造の動きに対抗し、事実を伝えていきたいと思います。

報告:佐藤和之(川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会)

【主催者Blog】http://blogs.yahoo.co.jp/motomerukai2009/46105276.html 


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