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国際自動車の乗務員178名が不払残業代約3億円の支払いを求めて提訴!

http://www.ak-law.org/news/1369/
 
本日(9/17)、東京の大手タクシー会社であるKmグループの国際自動車7社(同名の会社)に対して、乗務員ら178名(退職者68人を含む)が、不払残業 代約2億9510万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に提起した(民事11部・平成27年(ワ)第26363号事件)。訴訟代理人は私と谷田和一郎弁護 士。
今回の提訴は、第一次訴訟、第二次訴訟に続く第三次訴訟。第一次、第二次ではそれぞれの原告が14名であったが、今回、これまでの10倍をこえる 原告が集まった。原告らは、首都圏なかまユニオンに加盟している全国際自動車労働組合(国際全労)の組合員ら。Kmグループにはタクシー乗務員約4000 人いるが、国際全労は十数名の少数派組合として出発し、第一次訴訟一審判決勝訴後に訴訟参加者の募集を通じて、飛躍的に拡大を勝ち取った。国際全労では、 更に、第四次訴訟原告の募集を行う予定である。なお、第一次訴訟は控訴審でも勝訴し、会社が上告中、第二次訴訟は一審に継続中。
タクシー業界では、国際自動車と同様の「残業代ゼロ」の歩合給制度が広く横行している。今回の訴訟を通じて、タクシー業界の「残業代ゼロ」の歩合給制度が違法であることを明らかにし、廃止に追い込みたい。(指宿昭一)

Created by staff01. Last modified on 2015-09-18 00:37:04 Copyright: Default

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