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ノーパサラン!奴らを通すな!〜ダイインで議員の車を止める

                 松元ちえ

●第一報(15時)

 戦争法案の地方公聴会が開かれている新横浜駅前のプリンスホテル周辺では、9月16日朝から市民が戦争法案・強行採決に抗議の声をあげつづけた。

 近隣の横浜市民や神奈川県内の労働組合、国立大9条の会、戦争させないママの会などから500人以上の抗議者が集まった。公聴会が進むにつれ参加者がふくれあがった。

 みな手作りのプラカードを掲げて公聴会場に向かい、「戦争しないと70年間決めてきた」「戦争の理由つくるのやめよう」などと声をあげた。

 2歳になる娘と、戦争法案反対の抗議デモにはじめて参加した横田織絵さん(36)は、前日、特別委員会で公述人として指名されたSEALDs奥田愛基さんの発言を聞いて、新横浜の抗議に参加した。

 「これまで戦争法案にかんしてはちょっとあきらめていた感があった。でも奥田くんがデモに行くのは普通のことなんだと言っていたので、ふらっと参加してみようかと思った」と言う横田さんは、この法案には大きな不安を抱いている。

 子どもの頃に自衛隊駐屯地近くで育った横田さんには、恋人や家族が自衛隊員だという友人や、また自分自身も隊員だという友人・知人が多い。だからこそ、自分の息子が大人になった時の徴兵制や、将来、娘のボーイフレンドや夫となる人が戦争に行くことになったら、という事態が現実的だ。想定内のできごとでは、「徴兵制度が一番こわい」と言う。

 残念ながら同じ経験を持ち得ない夫は、どこか楽観的で「自分の子どもには降りかかってこない」だろうと思っているようだ。北朝鮮が攻撃してきたときを想定し、安全保障強化に賛成。自民党を支持する。

 そうした具体的な必要性を、政府が明確に語ってくれれば考えようがあるが、それには引き続きの議論が絶対だと思っている。横田さんは「今回の採決はありえない。もっと話し合って」と訴える。

●第二報(16時半)

 予定通り3時半を過ぎた頃、プリンスホテル周辺で抗議していた人たちが、国会議員が乗っていると思われる黒塗りの車が出てきたのを目撃。一斉に車道に出て、車を止めようと路上に寝転んだ。

 警察と、車道を埋めた市民の攻防が激化した。数百人規模の市民が車道を埋め、ドラムに合わせて「強行採決反対!」「9条壊すな!」などとコールしながら路上で抗議を続けた。一時はプリンスホテル前の主要な交差点が、抗議する市民と警察をあわせた人の波で封鎖され渋滞となった。

 およそ一時間ほど立ち往生したあと、議員を乗せたと思われる車は国会へ。抗議のデモ隊もあとを追って国会へと向かった。

 車道へ出てデモ隊に加わっていた女性は、「(法案採決を)止められるかわからない。でも最大限やれることはやろうと思って抗議しました」と冷静に語った。引き続き国会で戦争法案の廃案を求めて声をあげるつもりだという。

 


Created by staff01. Last modified on 2015-09-16 23:21:36 Copyright: Default

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