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戦争法と表裏一体のマイナンバー制〜参院採決に抗議する

白石孝

 8月27日、参議院内閣委員会は、年金データ流出で6月4日以降、審議が中断していた番号法及び個人情報保護法改定法案の審議を再開、即日採決した。内閣委の委員には社民、維新がいないので、賛成が自公民、日本を元気に、次世代が賛成、共産、生活の山本太郎議員のみ反対した。なお、民主党から年金データとの連携を延期するという、本質とは大きく外れた修正案が出され、着地したという経過だ。

 なお、付帯決議に、個人番号カードの公的個人認証機能利用時の本人確認方法について、生体認証の導入を含め、より安全かつ簡易な方法を検討、という内容を盛り込んだ。いよいよ、自公民で、市民管理に生体認証を推進する動きが出てきたわけだ、戦争法と表裏一体のマイナンバーという認識を示しぜひ持ってほしい。

 なお28日夜、参議院議員会館で院内集会(写真)を開催し110名が参加。採決抗議、10月実施延期、制度の全面見直し、違憲訴訟運動について取り組みを進めることにした。


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