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色とりどりのプラカードで「戦争反対」〜6.19 国会前学生集会に2500人

                   木下昌明

動画(4分9秒)

 6月19日金曜日、朝から雨が降りつづいていたが、官邸前の反原発の抗議はいつものように行われていた。人々はてんでにビニール傘や雨カッパ姿で、抗議の声を上げていた。7時30分すぎて国会前の反対側では、「戦争法案反対、憲法守れ」の学生の集会(SEALDsが呼びかけ)がはじまった。前回と違って報道陣がつめかけていたのにビックリ。学生側も色とりどりのプラカードを掲げ、これも倍以上が集まっていた。

 学生のコールのあいまに何人もの人々がスピーチした。作家の84歳になる澤地久枝は「なぜ反対の声が一つにならないか」と考え、7月18日の午後1時に「安倍政治許すまじ」のポスターを全国一斉に掲げて反対しよう、と自分のアイデアを訴えていた。「安全保障関連法案に反対する学者の会」の堀江宗正は、1週間で学者だけで5000人以上の署名が集まったと報告した。憲法学者の樋口陽一も訴えた。

 学生たちのスピーチの中では、ここまでくる電車賃のことを訴えているのが印象に残った。学生にとって交通費はバカにならないのだ。

 この日の夜は、国会前や希望のエリアでの反原発のシュプレヒコールと重なって、周辺は大音響の合唱となって闇をつんざいた。学生主体のこの運動も反原発の運動と同じく、粘り強く持続させていくこと—。これに限る。学生行動の参加者は主催者発表で2500人以上だった。


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