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今止めないと危機は学校から地域に広がる!〜東京「君が代」裁判4次訴訟 第5回弁論

5月22日、東京「君が代」裁判4次訴訟第5回弁論が開かれ、東京地裁527法廷には定員42名を上回る65名が傍聴に集まった。(民事11部 佐々木宗啓裁判長 2010年〜2013年処分取り消し請求 原告14名)

陳述を行った都立高校教員の井黒豊さんは訴えた。

・「今は教育活動の隅々に上意下達の体制が定着し、現場では『何を言ってもムダ』という雰囲気が蔓延しています」
・「上司の気に入らない教員は、些細な失敗を問題視され、パワハラや苛めを受け、東京では毎年100名ほどの新採教員が職場を去る異常事態です」
・「10・23通達から10年以上がたち(中略)生徒たちにより適切な指導方法で個性ある教育実践が出来なくなっています」

 井黒さんは、2003年の10・23通達発出以降年々職場の管理運営体制は強化され、学校現場から自由が失われてきたことを強調した。そして、それをこれ以上許せば地域社会に「不自由」が蔓延し、国全体から民主主義が奪われていく、戦争ができる国になってしまうと訴えた。

 戦争法案が国会で本格的に議論が始まる中、「君が代・日の丸」裁判の今日的な意義がますます増していると感じられた。(湯本雅典)

動画(4分)

*次回 東京「君が代」裁判4次訴訟 弁論
 7月10日(金) 午後4時 東京地裁527法廷
 地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線 「霞が関」下車 A1出口を出てすぐ


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