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「NO! HATE」と「NO! WAR」がこだました一日〜東京・渋谷でパレード

                  牧子嘉丸

 4月26日快晴の日曜日、東京・渋谷で二つの大きなパレードがあった。ひとつは「東京レインボープライド」のパレードともうひとつは「沖縄辺野古に基地はいらない」サウンドパレード。東京レインボープライドは、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランジェスター)をはじめ、セクシュアリティ・マイノリティーが差別や偏見なしに当たり前に生きることができる社会をめざす祝祭的パレードだ。

 午後1時に参加者が色とりどりの衣装で代々木公園を出発。生と性の多様性を祝福しながら笑顔で歩き、沿道の人々もそれに手を振って応えていた。そのなかの「東京 NO HATE」の隊列からは性差別・男性中心・帝国主義反対を掲げるプラカードも見られた。

 その足で宮下公園の辺野古基地反対の集会に行くと、全く閑散としていて心配になるが、午後4時になるといきなりふくれあがった。そして、辺野古の闘いは東京の闘いこそが重要であるとの強いアピールがあった。それに応えてカンパ要請もあっという間に8万円余りも集まった。

 原宿・渋谷の街を強烈なサウンドとシュプレヒコールでパレードしながら辺野古に基地はいらないと訴えた。主催者発表によると参加者1000名。これは強烈なデモンストレーションになった。

 「NO! HATE」と「NO! WAR」がこだました一日だった。


Created by staff01. Last modified on 2015-04-27 14:35:46 Copyright: Default

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