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LNJ Logo 北星学園大応援メールのお願い、植村さん(元朝日新 聞記者)への応援として
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*転載情報

皆さん、Tです。 朝日新聞の、いわゆる「従軍慰安婦」関連報道の誤報訂正問題で、 あたかも「従軍慰安婦」がなかったかのような見当違いの攻撃が 巷にあふれていますが、当の報道を書いた元朝日新聞記者の 植村隆氏が、家族まで含めて精神的物理的攻撃を右翼から受け、 非常勤講師として勤務している北星学園大学(札幌)にも、 植村氏の解雇を迫って執拗な脅迫がなされています。 被害者への支援を求めるピアニストの崔善愛さんからのメールが 幾つかのMLを通じて送られてきましたので、以下に転送します。 週刊金曜日9月19日号に状況説明と応援の要請が2ページ(14頁、 15頁)にわたって掲載されています。ご参照ください: 元『朝日』記者への執拗な個人攻撃 卑劣な人権侵害を許していいのか グループ1947 私も応援のメッセージを送りました。是非、情報拡散とご支援を!!! 〜〜〜〜〜〜〜〜 崔善愛さんからのメール 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 みなさま、 どうしても、胸騒ぎのようなものがおさえられず・・ 長文ですが、お許しください。 昨日、そして今朝の朝日新聞の謝罪会見、 嫌な予感というか、なにか恐怖すら感じてなりません。 「慰安婦問題」と「吉田調書」を書いた、すぐれて果敢な記者らに向けての、 執拗で異常な朝日たたきが、連日続いていますが、「密約事件」のときもそうで すが、 国家の責任を追及する記者を個人的に、 (娘さんにまで)脅しをかける彼らが問われ裁かれることがないまま、この謝罪 会見。 かつて 朝日新聞神戸支局の若い記者が、右翼に殺され、その犯人は不明のまま時効にな りましたが、 この記者さんは、「指紋押捺拒否運動」を親身に報道していたそうです。 そのことで右翼に「国賊」と思われていたのです。なんとおそろしい社会。 わたしは、このことを絶対に許せないし、忘れません。 異常な脅迫をつづける右翼(これをあやつる政治家)と週刊誌の人権侵害、まさ に殺人行為だと思います。 朝日新聞社が、このような優れた記者らをどのように守ることができるのか、わ かりませんが、 とにかく、いま、わたしに出来ることは、記者さんの生活がこれ以上 脅かされることのないよう、手紙やメールで、応援している人がいることを知ら せる、 ことしかできません。 指紋押捺拒否運動があれだけ広がりを見せたのは、ともに闘った記者が多くいた ことを改めて思っています・・。 以下、メディア関係者からの応援要請の転送です。 ぜひ、北星学園へ・・・、一緒に応援できれば、うれしいです。・・・崔善愛 ===========ここから転送です=========== 元朝日新聞記者の植村隆さんは、1991年に朝鮮人従軍慰安婦の記事を書いたことで、 右派メディアなどからの誹謗中傷、ネット右翼などから様々な攻撃を受けています。 そして、彼が以前から非常勤講師をしている北星学園大学にまで、 「植村をやめさせろ」という、嫌がらせメールや抗議の電話などが相次いでいます。 朝日新聞は8月5日付けの特集紙面で、植村さんの記事には「事実のねじ曲げはな い」と報道し ねつ造を否定しましたが、いまも大学への攻撃は続いています。 800通近い中で「植村さんを支援し、大学も頑張って」といった応援のメールは、 わずか10通にも満たないとのことです。 心ある大学の方たりは、植村さんの人権と正当性を守り、大学の自治・自主性、 学問・教育の自由・自主性を守るため、広くは日本を覆う右傾化に伴う「おかし な空気」、 「得体の知れない恐怖」を伴った圧力に抗して民主主義を守ると、頑張っておら れます。 北星学園は戦後50年の1995年に、「戦争で、アジアの人々に与えた多くの 被害・苦しみを痛感し、 その責めにこたえていくことが、ともに同時代に生きるものの責任と考えます」 とする平和宣言を発表し、 平和をつくる学園として歩んで来ました。 でもいま、その平和宣言の精神が問われる事態になっています。 もし、北星学園大学が植村さんの雇用を継続しないというようなことになれば、 一人植村さんの問題ではなく、報道、ジャーナリズムへの攻撃ではないでしょうか。 そのような事態にならないためにも、大学への応援・激励メールを、 大学HPの以下のアドレスに書き込んでいただきたいのです。 https://www.hokusei.ac.jp/tagblocks_form/input.php?form_no=0000000003 お忙しいところ恐縮ですが、もし賛同していただけるなら、ご協力をお願いした いと思います。 どうぞ、よろしくお願いします。 ※以下は北星学園大についての参考資料です。 【北星学園大のHP】 http://www.hokusei.ac.jp/ 【北星学園の平和問題に対する姿勢】 ●大山理事長の挨拶 各校の特色については、それぞれのホームページに記載されていますが、各校は 建学の精神の他にも 北星教育に携る者としての共通姿勢を確認しています。そのひとつが『北星学園 平和宣言』です。 これは戦後50年を迎えた1995(平成7)年、「平和を作りだす人たちは幸いであ る」(マタイによる福音書 5章9節)という聖書の言葉に基づいて新しい時代の平和を作る学園として歩むこ とを宣言した文書です。 国内はもとより、国際社会において相互理解と平和建設に貢献できる有為な人物 を世に出すべく、 学園全体で努めております。(全文は以下) https://www.hokusei.ac.jp/houjin/president.html ●北星学園の平和宣言 キリスト教主義教育をその基礎に置く本学園は、隣人への愛と奉仕によりこの社 会に平和を実現する 行為を尊ぶとともに、人間の罪の問題も深く問わねばならない、ということをそ の教育の姿勢としています。 その姿勢を戦後50年という、節目の年に明確に表したいという強い祈りと願い、 そして新しい時代の 平和を創る学園としての出発をするために、1995年、北星学園は『平和宣言』を 発表いたしました。 また2004年2月に、「2004年2月声明」を発表いたしました。 (全文は以下) https://www.hokusei.ac.jp/houjin/education.html 以上

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