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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース〜薄っぺらな安倍コトバになぜだまされる!?
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2014.8.1
_________________________________________________________『週刊金曜日』

動画で見る『週刊金曜日』。
YouTubeに本誌のチャンネルができました。
https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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 【1】注目の記事

■薄っぺらな安倍コトバになぜだまされる!?
言葉を鍛える。

集団的自衛権をはじめ、相も変わらず言いたい放題&やりたい放題の安倍政権。暴走に抗
うべき私たちはそもそも「言葉の力」で、彼らに「負けて」はいないか。もっと相手の言
葉をしっかりと見極め、読み解き、かつ、自らもより“伝わる言葉”で闘う。そう、必要
なのは……「言葉を鍛える」!


●政治の「話し言葉化」にどう向き合い、抗するか
藤原智美

あの「人生いろいろ」あたりからどうも変だ。政治の言葉が軽すぎないか。さらにネット
言葉がそれを加速させる。打つ手はないのか。


●木村草太(憲法学者)
「閣議決定の内容を『逸脱しないよう』、
監視していく必要があります」
聞き手・倉本さおり

憲法解釈をめぐる議論は、ときに素人には難しい。気鋭の憲法学者に、同じく言葉を生業
とする本誌書評委員が疑問をぶつけてみた。


●吉田照美(フリーアナウンサー)
「安倍首相の言葉から伝わるのは、
『幻の日本』を愛してるだけ、ということ」
聞き手・藤田正

飄々とした雰囲気。でも言葉を操る者として、いまもっとも闘っている一人では──。そ
んな思いで、あの「ラジオマン」を訪ねてみた。


●明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)が赤ペンチェック!
あべしんゾウくんの「集団的自衛権」はここがオカシイゾウ

「集団的自衛権」の行使容認について語る安倍晋三総理の言葉。ドコかおかしいのに、な
ぜかハナシが通ってしまう。そんな政府の説明に、「安倍法制懇の報告書」編、「政府の
『基本的方向性』」編で容赦ないダメだしをしてきた「明日の自由を守る若手弁護士の会
(通称・あすわか)」と『週刊金曜日』とのコラボ企画が、今回特別に実現。あすわか先
生からの赤ペンチェック!(赤じゃないのが残念です〜)。みなさんもぜひ一緒に採点し
てみてください。




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 【2】編集長後記

 言葉の分相応とは、なんだろうか。もともと私たちは表現したいことを、自分の解釈で
言葉に当てはめているだけだ。その成功も失敗もある。伝えたいことが完全に伝わらない
のは当然だ。

 だから一方、芸術や行動で人の想いは伝えうる。むしろ言葉よりも伝わることがある。
古代、ソクラテスは書き言葉を残さなかったそうだ。書物は誤読や解釈集団を生むからで
あり、一方的に言葉を押しつける演説や、そのコンサルをしていたソフィストたちを嫌っ
たともいう。

 だからといって言葉をあきらめてはいけない。弟子のプラトンはそれでもソクラテスの
言葉を残した。私も言葉の力を信じる気持ちがなければ雑誌や本などつくれない。言葉に
は限界はあるが、やれることはいくらでもある。

 政治家は言葉を押しつける職業の最たるものだ。かつては、本気で言葉で闘おうとして
いた政治家がもう少しいた気がする。しかし、権力を手にした安倍首相などは、ただの義
務や手続きのように話し、軽々しく意味をすり替えているように見える。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】8月8・15日合併(1003)号次号予告


敗戦特集
明仁天皇と「護憲」

漫画家対談 石坂啓×西岡由香
「あいつらが見て喜ぶようなものは描きたくない」

「日本が大好きな普通の日本人」? 早川タダノリ

浄土真宗大谷派・竹中彰減衰と戦時下の抵抗

任官拒否から20年・神坂直樹さんに聞く 
「裁判官になれない理由」を問い続けて 境分真純


”憂国”対談 朝堂院覚×佐高信

山口組と半グレ 

沖縄ルポ 基地の街 2回目 

米軍基地問題の分水嶺に 揺れ動く名護の市議選が9月に

国家戦略特区を許すな! 公正・公平な医療がなくなっていく 桑島政臣


戦後と戦後社会を見つめ、闘い続けた映画監督
いま、大島渚。

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 【4】近刊のご案内

★『週刊金曜日』臨時増刊 さらば、独裁者
 検証 暴走する安倍政権(2014年4月17日号) 

    発売日 2014/04/17
    サイズ:  AB版 84ページ 
    定価:  700円(税込)
    雑誌コード:  22936-4/17

「日本を取り戻す」──意味不明なスローガンで“颯爽”と登場した安倍政権。しかし、
政権発足以来、引き起こした騒動は数知れない。ダボス会議の発言では、欧米マスコミの
度肝を抜き、国内では任命したNHK経営委員が好き放題に発言する。韓国・中国との関係
は冷え込み、解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を目論むも肝腎の「同盟国」アメリカは
つれない態度。内政も外交も八方ふさがりで景気が伸び悩む中、消費税は増税。極右宰相
への退場勧告!

〈主な内容〉
民主主義よりカネが大事な日本人 内田 樹
ネオリベ時代のエア・ナショナリスト 中野晃一
日本は米国の轍を踏みたいのか オリバー・ストーン ピーター・カズニック
集団的自衛権の行使容認問題で包囲網 横田 一

対談 
堀江貴文×森 達也  ダーウィニズム的にガラパゴス化する日本 
浜 矩子×佐高 信  アベノミクスはドアホノミクス 
鈴木宗男×佐高 信 すべてを「単位」でしか考えられない安倍政権 

インタビュー 
白川勝彦 日本は自公連立からダメになった

ヤンキーと安倍政権 斎藤 環
ネット右翼と安倍政権 能川元一
愛国女性と安倍政権 北原みのり
歌舞伎と安倍政権 藤田 正
表現の自由の「冬の時代」 田島泰彦
原発再稼働を狙う安倍首相に命を託すのか 広瀬 隆

安倍首相の“お友だち”リスト
匿名記者座談会(新聞編)(テレビ編)
世界から見た安倍政権 (中華圏)(韓国)(欧州)
政党インタビュー (民主党)(公明党)(日本共産党)

安倍首相の暴走と「妄想」
外交、教育、予算、防衛、社会保障、労働、国家戦略特区
ほか

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 



★愛国者の憂鬱 
坂本龍一・鈴木邦男 、1470円、 四六版並装 336頁 
ISBN:  978-4-906605-95-8 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3074

「世界のサカモト」と新右翼の論客が激突!! 

脱原発から「日の丸・君が代」、ヘイトスピーチ、憲法問題、天皇制。 
あるいは三島由紀夫、高橋和巳、小田実などの文豪。 
そして音楽の起源まで、2人は徹底的に語り尽くした。 
本誌掲載時から大きな反響を呼んだ対談に大幅加筆しての単行本化。 

至近距離で見た鈴木さんの目の、なんと穏やかなこと。 
もう少しで仙人になってしまいそうな目です。 
こんな優しい目をした人にあった記憶がありません。──坂本龍一 

坂本さんのお父さんの一亀さんは多くの作家を見いだし、育て、 
多くの作品を作った。でも、この世に生み出した最大の作品は 
「坂本龍一」だと思う。──鈴木邦男


★読んでやめる精神の薬 

浜 六郎、 1365円、四六判並装 200頁 
ISBN:  978-4-906605-94-1 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3055

危ない薬から抜け出す方法を教えます。 
いまや「国民病」となったうつ病。しかし、その治療法は間違いだらけ。ベストセラー『
のんではいけない薬』の著者が、うつ病や統合失調症の正しい対処法を伝授する。医者が
信じられない人も、病院に行くかどうか悩んでいる人もぜひ読んでほしい。病気がよくな
らないのは、その薬のせいかもしれません。 



★はじめてのマルクス 
鎌倉孝夫・佐藤 優、1365円、四六判並装 188頁 
ISBN:  978-4-906605-92-7 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2995

カネで命が奪われる! 
現代社会における資本主義の矛盾を『資本論』で解き明かす、 
鎌倉孝夫と佐藤 優の師弟対談。 

成果至上主義に疲れ切っている社会人、 
仕事にやりがいを見つけられない公務員、 
将来が不安でたまらない学生が急激に増えている。 
そのような悩みを抱えているならば、是非この本を読んでほしい。 
なぜこういう状態になっているかを、 
この対談でわかりやすく解き明かしているからだ。──佐藤 優 

〔内容〕 
まえがき いまこそ高まる『資本論』の重要性 佐藤 優 
第1章  資本主義は命を奪う 
第2章  まやかしの金融工学 
第3章  価値は労働から生まれる 
第4章  新自由主義者は頭が悪い 
第5章  ソ連はなぜ崩壊したのか 
第6章  マルクス経済学の重要性 
第7章  『資本論』をどう読むか 
後書き  資本の支配を終わらせるために 鎌倉孝夫



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