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「週刊金曜日」ニュース〜「アイドル」を守れ!
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2014.6.6
_________________________________________________________『週刊金曜日』

動画で見る『週刊金曜日』。
YouTubeに本誌のチャンネルができました。
https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内
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 【1】注目の記事


■「アイドル」を守れ!

「アイドル」とファンにとって幸福(に見える)時代から一転。先日の握手会での傷害事
件がきっかけで、アイドル本人や「オタク」の一部はヒステリックな批判や無理解に晒さ
れている。だが、「アイドル」とは本来、時代の声を吸い上げる「文化」の担い手ではな
かったのか?「アイドル」を守れ!──まずはアイドル界の異端児、BiSが体を張ってプ
ロパガンダ!


●アイドル界の過激派集団 BiS インタビュー

◆BiSとは何者なのか?/BiSをめぐる人物相関図


●ネット発 アイドルたちのレジスタンス
もう“中抜き”は許さない!
岡島紳士

グラビアアイドル(グラドル)が、鏡越しの自画撮り画像をアップするツイッターのハッ
シュタグ「♯グラドル自画撮り部」が話題になっている。出版不況などで活躍の場が狭め
られたアイドル自身が模索する、新しい試みだ。

◆カメラマンも、被写体も、編集者も、全部アイドル本人がやります!
「#グラドル自画撮り部」倉持由香さん 吉田早希さんに聞く


●「接触」による活況が生み出した
“触れないアイドル”の可能性
さやわか

握手会などで「会って触れられるアイドル」が主流になる一方、むしろそれゆえに、ファ
ンとの接触を重視しないアイドルも脚光を浴びつつある。


●「アイドル共産党宣言」
搾取されないアイドルを自分の手で!
濱野智史

『AKB48白熱論争』や『前田敦子はキリストを超えた』が大きな話題となった批評家が
、ついに自らアイドル育成に乗り出した。その意図は──。


●カリスマヲタが語るDDのススメ
持続可能なオタクのために
【男ヲタ】石丸×岡島紳士×ガリバー×ピストル

ひと口に「アイドルオタク」といっても、実際は多種多様な属性がグラデーションを成し
ている。そんな複雑怪奇なアイドル地図の極北をひた走るカリスマヲタ4名が、息切れし
ないオタ活のススメを存分に語る!


●消費しないしされない関係の結び方
私たちの「推し」は何のため?
【女ヲタ】竹中夏海×日笠麗奈

かたやアイドルオタク兼振付師、かたやアイドルオタク兼モデル。同性として女性アイド
ルを愛してやまない竹中夏海さんと日笠麗奈さんが解き明かす、異性にはなかなか掴みに
くい女ヲタの秘密とは──。


●篠山紀信インタビュー
嘘×嘘が映し出す時代の真実
「アイドル」とは信じること
聞き手・中森明夫

巨匠の名にふさわしいキャリアを持ちながら、今も第一線でアイドルと直接向かい合って
いる篠山紀信氏。写真と評論、ともにマスメディアの現場でアイドルを創成期から支えて
きた二人が語るアイドルの本質とは?

◆この偉大なマエストロの足跡があったからこそ
中森明夫


●アイドルをアイドルたらしめるもの
松井須磨子、宝塚、吉永小百合にAKB48──
栗原裕一郎

宝塚少女歌劇団、浅草オペラから映画、テレビ、ネット、そして現在。各時代において、
何が「アイドル性」を規定し、今後はどう変容していくのだろうか。

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 【2】編集長後記

 先週は旧知の松下玲子元都議に頼まれて都内で“講演”をさせてもらった。私はおしゃ
べりは好きな方だが、講演したり、人に偉そうに教えることは自分には難しいと思ってい
る。いつも躊躇はするが、一にも二にも『週刊金曜日』の宣伝だ。そして不得手なものは
克服すべしというかなり力んだポジティブ精神もちらついて、引き受けている。

 当日、講演前に主催者側に「今日は時事的テーマと哲学っぽい話どちらが好まれるか」
と聞くと、「やはり裏話やネタです」という声が多かった。そこで時事的な事象について
話し、哲学っぽいテーマは最後にしたが、講演後の懇親会では、アーレントやソクラテス
のような話をもっと知りたいと言われた。

 翌々日には小社でテープ版読者会と交流があり、そこでも「哲学を」という声を聞いた
。おそらく価値観や大量の情報の押しつけへの違和感があり、いま真の考える姿を知りた
いという欲求がある。情報を集めても、多数決によっても「真理」には近づかない。「私
」が考え続けるしかない。	(平井康嗣)



(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】6月13日(995)号 次号予告

特集 集団的自衛権

解釈改憲論争の一方で自民党がめさすもの 宮尾幹成

民主党岡田克也元外相が激白
「外相時代、米国に集団的自衛権を求められたことは一度もない」
宮崎信行


伊勢崎賢治 紛争解決のために9条ですべきことはある

すでに始まっている自衛隊の「海外戦争準備」 編集部


水俣事件 写真と文・ 桑原史成

日朝政府合意の裏側 外務省vs拉致対策室

健康食品「青汁」を回収へ 岡田幹治

検証・皇室報道  天皇不敬と排外  

除染手当引き下げにやってられない 桐島瞬


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 【4】近刊のご案内

★『週刊金曜日』臨時増刊 さらば、独裁者
 検証 暴走する安倍政権(2014年4月17日号) 

    発売日 2014/04/17
    サイズ:  AB版 84ページ 
    定価:  700円(税込)
    雑誌コード:  22936-4/17

「日本を取り戻す」──意味不明なスローガンで“颯爽”と登場した安倍政権。しかし、
政権発足以来、引き起こした騒動は数知れない。ダボス会議の発言では、欧米マスコミの
度肝を抜き、国内では任命したNHK経営委員が好き放題に発言する。韓国・中国との関係
は冷え込み、解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を目論むも肝腎の「同盟国」アメリカは
つれない態度。内政も外交も八方ふさがりで景気が伸び悩む中、消費税は増税。極右宰相
への退場勧告!

〈主な内容〉
民主主義よりカネが大事な日本人 内田 樹
ネオリベ時代のエア・ナショナリスト 中野晃一
日本は米国の轍を踏みたいのか オリバー・ストーン ピーター・カズニック
集団的自衛権の行使容認問題で包囲網 横田 一

対談 
堀江貴文×森 達也  ダーウィニズム的にガラパゴス化する日本 
浜 矩子×佐高 信  アベノミクスはドアホノミクス 
鈴木宗男×佐高 信 すべてを「単位」でしか考えられない安倍政権 

インタビュー 
白川勝彦 日本は自公連立からダメになった

ヤンキーと安倍政権 斎藤 環
ネット右翼と安倍政権 能川元一
愛国女性と安倍政権 北原みのり
歌舞伎と安倍政権 藤田 正
表現の自由の「冬の時代」 田島泰彦
原発再稼働を狙う安倍首相に命を託すのか 広瀬 隆

安倍首相の“お友だち”リスト
匿名記者座談会(新聞編)(テレビ編)
世界から見た安倍政権 (中華圏)(韓国)(欧州)
政党インタビュー (民主党)(公明党)(日本共産党)

安倍首相の暴走と「妄想」
外交、教育、予算、防衛、社会保障、労働、国家戦略特区
ほか

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 



★愛国者の憂鬱 
坂本龍一・鈴木邦男 、1470円、 四六版並装 336頁 
ISBN:  978-4-906605-95-8 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3074

「世界のサカモト」と新右翼の論客が激突!! 

脱原発から「日の丸・君が代」、ヘイトスピーチ、憲法問題、天皇制。 
あるいは三島由紀夫、高橋和巳、小田実などの文豪。 
そして音楽の起源まで、2人は徹底的に語り尽くした。 
本誌掲載時から大きな反響を呼んだ対談に大幅加筆しての単行本化。 

至近距離で見た鈴木さんの目の、なんと穏やかなこと。 
もう少しで仙人になってしまいそうな目です。 
こんな優しい目をした人にあった記憶がありません。──坂本龍一 

坂本さんのお父さんの一亀さんは多くの作家を見いだし、育て、 
多くの作品を作った。でも、この世に生み出した最大の作品は 
「坂本龍一」だと思う。──鈴木邦男


★読んでやめる精神の薬 

浜 六郎、 1365円、四六判並装 200頁 
ISBN:  978-4-906605-94-1 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3055

危ない薬から抜け出す方法を教えます。 
いまや「国民病」となったうつ病。しかし、その治療法は間違いだらけ。ベストセラー『
のんではいけない薬』の著者が、うつ病や統合失調症の正しい対処法を伝授する。医者が
信じられない人も、病院に行くかどうか悩んでいる人もぜひ読んでほしい。病気がよくな
らないのは、その薬のせいかもしれません。 



★はじめてのマルクス 
鎌倉孝夫・佐藤 優、1365円、四六判並装 188頁 
ISBN:  978-4-906605-92-7 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2995

カネで命が奪われる! 
現代社会における資本主義の矛盾を『資本論』で解き明かす、 
鎌倉孝夫と佐藤 優の師弟対談。 

成果至上主義に疲れ切っている社会人、 
仕事にやりがいを見つけられない公務員、 
将来が不安でたまらない学生が急激に増えている。 
そのような悩みを抱えているならば、是非この本を読んでほしい。 
なぜこういう状態になっているかを、 
この対談でわかりやすく解き明かしているからだ。──佐藤 優 

〔内容〕 
まえがき いまこそ高まる『資本論』の重要性 佐藤 優 
第1章  資本主義は命を奪う 
第2章  まやかしの金融工学 
第3章  価値は労働から生まれる 
第4章  新自由主義者は頭が悪い 
第5章  ソ連はなぜ崩壊したのか 
第6章  マルクス経済学の重要性 
第7章  『資本論』をどう読むか 
後書き  資本の支配を終わらせるために 鎌倉孝夫  




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 【5】催し物のご案内


★都知事選挙の教訓を探ろう
報告・発言:西川伸一/河合弘之/高見圭司
            三上治/村岡到

日時:6月15日(日)13時半(開場13:10)
場所:東京・文京区民センター
  (地下鉄春日駅または後楽園駅すぐ)
参加費:700円
問合せ:03−3814−3861(松田)
主催:政治討論会実行委員会
協賛:『週刊金曜日』


★週刊金曜日主催「資本論講座」__
〈経済と国家──宇野経済学を21世紀にどう生かすか〉第1期の受講者募集について

【内容紹介】
国家を『資本論』からどう読み解いていくかを考えます。
『資本論』は社会主義革命を目指したイデオロギーの書ではありません。資本主義社会の
内在的論理を解明した書です。その考え方に立つ鎌倉孝夫さんに、佐藤優さんがわかりや
すく質問する形式で講義を進めます。
本講座では、『資本論』全3巻を通して講義します。すべて終了するまでに約2年間を予
定しています。今回は第1期の募集です。

【講師】鎌倉孝夫(経済学者)、佐藤優(作家)

【講座日程】第1期「総論」
6月20日(金)、7月4日(金)、8月8日(金)
いずれも15:00〜17:00(14:30開場)

【受講料】第1期2万円

【会場】ちよだプラットフォームスクウェア401
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
電話:03-3233-1511
http://yamori.jp/access/

【定員】40人(先着順)
お申し込みは「金曜日」までファクスかメールでお願いします。
受講者の氏名と連絡先電話番号、電子メールアドレスを記入してください。
FAX 03−3221−8522
メール henshubu@kinyobi.co.jp
(メールのタイトルに〈「経済と国家」申し込み〉と明記してください。

【参考文献】
*入手していたく書籍
『経済原論』(宇野弘蔵著、岩波全書)
『はじめてのマルクス』(鎌倉孝夫・佐藤優著、金曜日)

*古本市場で現在品薄ですが、入手していただきたい書籍
『資本主義の経済理論 ? 法則と発展の原理論』(鎌倉孝夫著、有斐閣)

*入手が望ましい書籍
『資本論』(マルクス著、岩波文庫)
『資本論研究』(宇野弘蔵編、筑摩書房)
『資本論五十年(上、下)』(宇野弘蔵著、法政大学出版局)

【講師紹介】
鎌倉 孝夫(かまくら たかお)
1934年生まれ、経済学博士・埼玉大学及び東日本国際大学名誉教授。埼玉大学文理学
部を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程を修了。埼玉大学助手、講師、助教授
、教授を歴任。2000〜2006年、東日本国際大学学長を務める。宇野弘蔵氏(18
97〜1977年)の高弟として活躍、宇野経済学を継承、発展させている。『資本主義
の経済理論─法則と発展の原理論』(有斐閣)など著書多数。

佐藤 優(さとう まさる)
1960年生まれ、作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。外務
省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館や本省国際情報局分析第一課などに勤務。200
2年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年最高裁で有罪が確定し、外務省
を失職。2013年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しは効力を失った。浦和高
校生時代に、鎌倉孝夫さんの『資本論』勉強会に参加している。



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